第176話
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黒皇剣!!」
「絶!洸凰剣!!」
そして二人の”絶技”がぶつかり合った瞬間、ヴィクターの大剣がアリオスの刀を真っ二つに破壊すると共にアリオスの全身を一刀両断し、一刀両断されたアリオスの分け身は消滅した!
「風よ、我が力となれ!!」
フェミリンスと対峙したアリオスの分け身もヴィクターと対峙している分け身のように”気功”で自らの身体能力を上昇させ
「光よ、行けっ!!」
フェミリンスは片手を振るって魔術――――嵐光弾を放った。
「!!」
フェミリンスが放った怒涛の光の魔力弾を見たアリオスは跳躍して回避し
「大雪斬!!」
そのままフェミリンスに刀を叩きつけた。しかしフェミリンスは咄嗟に槍でアリオスの刀を受け止め
「吹き飛びなさい!!ハイロウスピン!!」
「グアッ!?」
槍全体から衝撃波を発生させてアリオスを吹っ飛ばした!そしてフェミリンスはオーブメントを駆動させた後一瞬で吹っ飛ばされたアリオスに詰め寄り
「―――参ります。五連聖印突!!」
膨大な光の魔力を纏わせた槍で次々と突きを連続で放った。
「ハァァァァァ……!」
フェミリンスの連続攻撃をアリオスは刀を振るい続けて攻撃を相殺していたが
「ハアッ!!」
「なっ!?ぐっ!?」
突きの連携攻撃から薙ぎ払い攻撃に連携したフェミリンスの攻撃は見切れず、フェミリンスの槍はアリオスの胴を薙ぎ払い、胴を薙ぎ払われ、斬られた部分から血を流しているアリオスの分け身は後ろに跳躍した。するとその時
「―――エニグマ駆動!クリムゾンレイ!!断罪の炎に焼き尽くされなさい!贖罪の聖炎!!」
「ガアアアアアアアアア―――――――ッ!?」
フェミリンスが放ったアーツと魔術による2種類の炎をその身に受け、悲鳴を上げた!
「――――止めです。ルン=アウエラ!!」
そしてフェミリンスは片手に溜め込んだ膨大な魔力を解放した。するとアリオスを中心点に超越的な大爆発が起こった!そして爆発の煙が晴れるとそこには、満身創痍のアリオスが息を切らせてフェミリンスを見つめていた。
「―――”闘気”を防御に回して、致命傷を避けましたか……………手加減しているとはいえ、女神たる私の魔術に耐えられた事……誇りなさい。」
アリオスの状態を見てすぐに状況を把握したフェミリンスは静かな表情で呟き
「……”手加減”か。セリカ殿と言い、神は俺達”人間”をどこまで愚弄するつもりだ!?」
フェミリンスの言葉を聞いたアリオスは静かな表情で呟いた後怒りの表情で叫んだ。
「……”神殺し”と同等の扱いにされるのは非常に不愉快ですが……貴方は決定的な勘違いをしていますわ。」
「何……!?」
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