第173話
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るものね♪」
「!!!」
凶悪な笑みを浮かべて答えたレンの説明を聞いたシグムントはレンが姿を消すアーツ―――ホロウスフィアで自らの姿を消して自分の背後に忍び寄った事を察して目を見開いた。
「クク……ハハ……”天使”にこの”戦鬼”が喰われるとはな……とんだ笑い種だ………!」
そして自分が”死”に向かっている事を悟ったシグムントは嘲笑し
「うふふ……ちなみに”血染め”も既にあの世に逝っているわよ?」
「!!!」
凶悪な笑みを浮かべて答えたレンの話を聞いて目を見開いた。
「それじゃあ、さようなら♪」
シグムントの表情を見たレンはシグムントの胸を貫いている大鎌を抜いた後大きく振りかぶり
(兄貴……シャーリィ………今、俺もそっちに逝くぜ…………ランドルフ……死ぬまで必ず貫き通せよ……貴様のその”足場”を…………)
自分の首目掛けて襲い掛かる大鎌をシグムントは静かな笑みを浮かべて見つめ、大鎌はシグムントの首を刈り取り、首が刈り取られて絶命したシグムントの身体は地面に倒れた!
「クスクス♪これで大陸最強の猟兵団は”完全に殲滅”し終えたわね♪――――メルカーナの轟炎!!」
シグムントを殺害したレンは凶悪な笑みを浮かべて呟いた後指を鳴らした。するとシグムントの首と身体は業火に包まれ、灰塵と化した!
「――――さてと。後”一人”ね。そろそろレンもお兄さん達に合流しようかしら?」
そしてレンは不敵な笑みを浮かべて呟いた後転移魔法陣の中に入って、転移した!
こうして…………”赤い星座”の副団長にして”最強の猟兵”の一人として恐れられていた”赤の戦鬼”シグムント・オルランドは孤独な最後を遂げ……”赤い星座”は人知れず完全に滅んだ…………!
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