第172話
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「赤き夜の戦神よ……戦場を終わらせる一撃を俺に!ウオオオオオオオオオオ―――――――――――ッ!!」
そしてシグムントとランディはそれぞれ膨大な闘気をさらに纏い始めた!すると二人の闘気によって周囲の空気が震え、大地は地鳴りを上げた!
「う………ぁ………!」
二人の闘気にエリィは圧され
「クッ……!これじゃあ近づけない!」
「むしろ下手に近づいたら巻き込まれて、こっちが甚大な被害を受ける………」
ロイドは唇を噛みしめ、フィーは真剣な表情で呟き
「アッハハハハハハハッ!いいね、いいね!さすがあたいが見込んだだけはあるよ!」
エルンストは凶悪な笑みを浮かべて笑った後ランディを見つめ
「……恐らくランディさんは次の一撃で全てを賭ける気ですね……」
「ええ……………(それにこのままだと片方は……)」
真剣な表情で呟いたエイドスの言葉にヨシュアは重々しい様子を纏って頷いてランディを見守っていた。
「喰らえぃっ!戦鬼の一撃――――――――――――ッ!!」
そしてシグムントは跳躍して膨大な闘気を纏いながら落下してランディに向かい
「これで終わりだ………叔父貴――――――――ッ!クリムゾン…………セイバー――――――――――――ッ!!」
対するランディは灼熱の炎を纏ったスタンハルバードで迎え撃ち、二人の武器がぶつかり合った瞬間、二人の周囲に凄まじい衝撃波が発生した!
「「オォォォォォ――――――――――――ッ!!」」
ランディとシグムントはそれぞれ吠えながら互いの一撃にさらに力を込め続けた。するとシグムントの双戦斧が悲鳴を上げるかのように罅が入り始めた!
「!?」
罅が入り始めた双戦斧を見たシグムントが目を見開いたその時!
「オォォォォォ――――――――――ッ!!」
ランディはさらに闘気や魔力をスタンハルバードに込めてシグムントを圧した。するとシグムントの双戦斧は真っ二つに破壊され、双戦斧が破壊された瞬間灼熱の炎を纏ったスタンハルバードの切っ先がシグムントに肉薄した!
「ぬああああああああああああああああああああ――――――――――――――――ッ!?」
灼熱の炎の一撃をその身に受けたシグムントは地面に叩きつけられ
「グッ…………!」
再び身体を震わせながら地面に立ち上がった。しかし!
「グッ!?ぬかった……か…………」
呻き声を出した後地面に膝をついた…………!
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