2話
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いるんですの!!?」
どうやら初春が電話に出たらしく虚空爆破事件の続報について説明をする白井。
「何ですって!!?初春!!?...」
電話が切れ、なぜか白井は焦った様子になっている。
「で、どうだった?」
「初春は...今セブンスミストにいるらしいんですの...それで避難誘導をすると言って電話を切ってしまって...」
「セブンスミストか...なら大丈夫だな。」
「な、何を根拠にそんなことを...」
「いや、俺の同級生で、特異な能力を持つ奴が丁度そこにいてな。そいつはよくトラブルに巻き込まれるやつだから、今回も巻き込まれて、解決してくるだろうよ。それに、お前の大好きな御坂もそこにいるんじゃないのか?」
「そ、そういえばさっき御坂さんと聞こえましたわね...」
「なら、心配するだけ無駄だ。気楽にいこうぜ」
prrrrr prrrr
かかってきた電話を固法がとった。
「はいこちら風紀委員177支部です。...はい、はい...そうですかわかりました。ではこちらからも人員を派遣いたします。」
「続報ですの!?」
「ええ、初春さんは無事ですって。御坂さんが解決したそうよ。」
言った瞬間、白井の顔が心配から安心に変わり、やがて百合に変わった。百合ってなんだ百合って。
「よかったですわ...それにしてもさすがお姉様ですわ!!」
「な?大丈夫だったろ?」
「ええ、そうですわね。比企谷さん」
そう言って、八幡の肩を白井が掴んだ。ぐわしぃ って音がするような掴み方だった。
「何休もうとしてますの?ほら今から現場に行きますわよ?」
白井の笑顔が般若のようになっているのを見て、八幡は思った。
やはり俺が風紀委員なのは間違っている
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