第三話 その頃のメカクシ団
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〜no side〜
メカクシ団のアジト。
ここにはSAOに入った四人以外のメンバーがいる。
今は、モモは仕事で、ヒビヤとヒヨリがコノハの見舞いでいないが。
マリー「シンタロー、大丈夫かな。」
セト「大丈夫っすよ。 シンタローさんの事だから今頃、姉さんとイチャイチャしてたりするんじゃ無いっすか?」
カノ「あー、それは有り得る。」
キド「それに、俺達のヒーローがそう簡単に死ぬわけが無いだろう。」
セト「あ、」
カノ「あーあ、やっちゃった。」
キド「な、何がだ?」
マリーを見ると今にも泣きそうな顔をしている。
マリー「シンタロー、死んじゃうの?」
キド「死ぬわけが無いという話をしたんだろうが。 なんでそうなる。」
マリー「・・だって、グスッ・・・」
キド「あぁ、もう。 セト、何とかしてくれ。」
その時、アジトのドアが開いて、クロハが入ってきた。
クロハ「おーい、誰かいないかー。」
カノ「あれ? クロハ?」
クロハ「よう。」
キド「何の用だ? それより、お前はシンタローの頭の中にいたんじゃないのか?」
クロハ「いやー、よく考えたらさ、シンタローと別行動とれるのに気付いてな。 んで、シンタロー達の近況報告に。」
マリー「シンタロー達、どうしてるの!?」
セト「食い付き早いっすね。 マリー。 まぁ、マリーの気持ちは良く分かるっすよ。」
クロハ「んじゃ、まずはシンタロー達からの伝言。 どれだけ時間がかかるか分からないけど絶対に全員無事に帰ってくる。 だから待っててくれ。 だそうだ。 後、アヤノが、笑顔を絶やさないように。 だと。」
キド「分かった。 それと、シンタロー、お前にしては珍しいな。 そう伝えてくれ。」
クロハ「OK。 んで、今のあいつらだが、他の奴等と仲良くなって今、一緒に行動してる。 それで、シンタローは攻略組に入るそうだ。」
セト「攻略組って何すか?」
クロハ「ゲームの攻略をする高レベルプレイヤーだ。 これから第一層の攻略をするらしいぞ。」
カノ「第一層って、何層まであるのさ?」
クロハ「百まで。」
クロハ以外全員「「「「百!?」」」」
クロハ「そうだ。 って言っても攻略のペースはどんどん上がるだろうし。 二、三年でクリア出来ると思うぞ。」
カノ「二、三年って、、、」
クロハ「んじゃ、俺は戻るぞ。 次は二週間後ぐらいに来る。」
そう言うとクロハはアジトから出ていった。
セト「二、三年っすか。 長いっすね。」
キド「信じて待つしかないだろう。」
〜side out〜
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