第二話 ベータテスター
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あぁ。 まさかベータ時代のコンビが決勝の相手だとはな。」
そんなことを話しながらパーティーを組んだ。
人数は多ければ多いほど良いからな。
ディアベル「そこのフードを被った人! ソロじゃ危ないからパーティーを組んでくれ!」
その声に反応して近くを見るとフードを被ったプレイヤーが一人で座っている。
それなら声をかけるのも当然か。
そのプレイヤーが立ち上がると驚いたことにこっちに向かってくる。
まさか、
???「あなたたちのパーティーに入れてくれないかしら?」
アーサー「俺は別にいいが、お前らは?」
キリト「断る理由無いだろ。」
シンタロー「以下同文だとおもうぞ。」
アーサー「分かった。」
ーAsunaがパーティーに加入しました。ー
名前はアスナか。
アーサー「俺の名前はアーサー。 よろしく、アスナさん。」
アスナ「何で私の名前を、、」
アーサー「視界の右上にHP表示があるだろ? その表示の上に小さく名前が書いてあるのが見えないか?」
アスナ「あ、確かに。」
アーサー「ところで、何で俺達のパーティーに入ったんだ?」
アスナ「情報を多く持っている貴方達と組めば生存率が上がると思ったから。」
アーサー「なるほど。」
ディアベル「それじゃあ、全員パーティーを組んだところでボスについての情報だ。 この攻略本によるとボスはイルファング・ザ・コボルトロード、取り巻きにはルインコボルト・センチネルがいる。 ボスは左手に盾、右手に斧を持っているが五本あるHPの四本目になると腰のタルワールに武器を変更するらしい。」
アーサー「ちょっといいか?」
ディアベル「なんだい?」
アーサー「その攻略本の情報を鵜呑みにしない方が良いと思う。」
ディアベル「理由は?」
アーサー「第一層で俺達が確認したベータ時代との変更点は六ヶ所、情報屋の情報も含めると十ヶ所以上になる。 そんなに変更があったのにボスがベータ時代のままな訳がない。」
ディアベル「分かった。 因みにどんな感じで変更されていると思う?」
アーサー「知るか。 それこそ運営のみぞ知る事だろ。」
ディアベル「そう言うことだそうだ。 皆、注意しとくように。」
その後、各パーティーの役割分担をし、攻略は明日と言うことになった。
俺達はボスの相手をする二つのパーティーの一つになった。
そして、その夜。
俺達の泊まっている宿にエギル、キバオウ、ディアベルが来た。
因みに今はキリトだけ居ない。
あいつ、アルゴにクレーム入れると同時に買い食いしてくるらしい。
食い意地の張った奴め。
アーサー「で、何でお前らがここに来たんだ? って言うか、どうやってここの事を知ったんだ
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