プロローグ
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黄泉川先生は笑顔を見せるが目が全く笑っていなかった。なにこれこわい光が宿ってない。てか、青筋たってたし。
「い、イエスマム」
この人は怒らせてはいけない。素直にそう思った。
「そういえば、お前は友達とかいなかったじゃんよ?」
「まずどこからどこまでが友達の定義なのか教えて欲しいですね。」
「それは友達いないやつのセリフじゃん。ならちょっとついてくるじゃんよ」
「え?嫌ですけど」
「ついてくるじゃんよ」
「い、イエスマム」
黄泉川先生は般若のような笑顔を浮かべていた。本当に怖かった。
「で、どこにいくんすか?」
ついてこいと言われたので、今現在黄泉川先生の後ろをついて行っているが、どこに向かっているのか全くわからない。そもそも、なぜ学校の外に出るのか...ここから文句をつけたい。
「ついたらわかるじゃん」
「はぁ」
さっきから聞いてもこの答えしか返ってこない。これは、聞き出した上で逃げる作戦は諦めた方がいいのかもしれない。むしろ聞き出す前に、逃げようか...無理だった。気配察知してこっち向いてきた。何もんだよあの人...
そして、風紀委員177支部とかかれた所に入って行った。
「なにしてるじゃん?お前もくるじゃんよ」
「え?は、はい」
もう嫌な予感しかしないのは気のせいだろうか?
いや、気のせいじゃないだろう(反語)
***
「今日からこの百七十七支部でしばらく働くことになった比企谷八幡じゃん?ま、捻くれたやつだが、面倒を見てやって欲しいじゃん」
ーーーーどうしてこうなった...
○○○
「えと、とある高校一年の比企谷です。おい、どういうことですか?聞いてないんですけど?そんなこと」
隣にいる横暴教師黄泉川愛穂にそう問いかける。
「お前は、まずその腐った性根を叩き直すために、この百七十七支部で労働の尊さを学んでもらうじゃん」
「いやいや、え?まじですか?」
「マジじゃん」
うそだろこの横暴教師...俺を風紀委員に入れようとしてやがる。無理だ!まず、ぼっちである俺がこんなところで労働など出来るはずがない。つか、見た感じ女しかいねーじゃん。こんな中で働いたら胃が死ぬわ。つか、働きたくないんだけど。
「この前お願いしていた臨時の風紀委員が彼ですか?」
メガネの人が、黄泉川愛穂にそう問いかける。みた感じこの人が高校生で他は中学生だろう。にしても、......でかいな。何がとは言わないが。つか、待て一個聞き逃さない言葉があった。
「この前お願いしたってどういうことですか?これ絶対臨時
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