ガンプラファーストコンタクト
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しいけど、まあバレなければ問題ないよね! 」
「それでいいんだ……」
「その時はその時!事情を話せば分かってもらえるよ! 」
「…………そんなに厳しいの……? 」
「僕の家は道場だから、こういう物はほとんど無いんだよね。将棋とか花札とか、そういう物は多いけど」
「アニメや漫画は……? 」
「あまり見たことないよ!放送時間が稽古の時間とよく被るし、漫画は学校の友達から借りて読むしかないからね」
「……話を聞いただけでも厳しそう……」
ちょっと苦い顔をしながら言われた。
「大丈夫!ちゃんと優しいお父さんだから!……………多分」
「今多分って言わなかった……?大丈夫……? 」
「だ、大丈夫!事情を話せば分かって貰えるよ! 」
「それさっきも聞いた……」
そのまま歩いていると、分かれ道に出ると、帰り道が別という事で別れることになった。
「じゃあねミサキちゃん!また会えたらよろしくね! 」
「………………ミヤモトさん……」
手を振りながら行こうとしたが、ミサキちゃんに呼び止められた。
「ん?なに? 」
「ガンプラバトルをしてみてどう……? 」
その問いに、少し間を開けてから答えた。
「楽しかったよ! 」
「そう…………ミヤモトさん……さっきの話を聞いたあとだけど、一ついい……? 」
「?いいよ? 」
返事をしてから数秒の間を開けてから、ミサキちゃんは口を開いた。
「……あなた、ガンプラバトルを始めてみない……? 」
「へっ? 」
それは、僕にとって、これからの人生を大きく変えるキッカケとなる瞬間だった。
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