ガンプラファーストコンタクト
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ロングを受け流す。
そしてGNソードUショートの突き出しが来ると思ったが、先端のアンカーをアストレイレッドフレーム フライトユニットに放つ。近距離のため、とても避けきれる距離じゃない。
しかし、不意討ちのアンカー攻撃を機体を捻って回転し、ガーベラストレートで受け流しながら回避する。そのまま相手の懐に入ると、ガーベラストレートを捨て両手にビームサーベルを構える。
「双天流!壱の型っ!! 」
ビームサーベルを斬り払い、頭部、両腕、胴体を一瞬にして斬り捨てた。
『BATTLE ENDED』
ーーー−−
「やったー!勝ったよミサキちゃん!! 」
「分かったから、抱きつかないで……」
「そ、そんな馬鹿な…………」
「俺達が……」
不良組の二人が信じられないかのように呟いている。それに対し、僕をどけて不良組に向き合う。
「約束通り、ガンプラを返して……」
「ぐっ…………くそがっ! 」
苛立ってるのか、自身のガンプラをミサキちゃんに向かって投げつけてきた。
「危ないっ! 」
手を伸ばし、投げつけられたガンプラを優しく掴み取る。
「よく分からないけど、人に物を投げちゃ駄目だよ!それに、これって君にとっても大事な物なんでしょ!? 」
「うるせえ!んな勝てないガンプラなんていらねーよ!約束通り返してやるよ!おら行くぞ!」
そう言ってバトルシステムの上に箱を起き、不良組二人は去っていった。
ーーー−−
「ちょっと待って! 」
「あっ?なんだよさっきの嬢ちゃんかよ!何の用なんだよ!? 」
「これ!ガンプラを返しに来たんだよ! 」
大剣を装備している青いガンプラをさっき投げつけてきた人に差し出す。
「いらねーって言ったろ!うぜぇんだよ!そんな雑魚は必要ねぇ! 」
「雑魚じゃないよ!後からミサキちゃんに聞いたけど、通常このガンプラはト……ト………え〜と……あの赤くなるのってなんなの? 」
今度は不良組二人が、ミサキちゃんの時みたいにズッコケた。
「トランザムだよ!」
「そうそれっ!通常このガンプラは、トランザムが使えないのにそれを使える程作り込んでいるって!パーツを変更するだけじゃなく、なんとかドライブも同調させているって言ってたよ! 」
「だからなんだよ! 」
「つまり、君にとっても大事なものだったんでしょこれ?ミサキちゃんがあそこまで言うんだから、よほどの想いがないと出来ないと思うよ。
だから、これは君にとっても大事なものだった筈だよ! 」
「うるせえ!そんなもん単なる遊びでやってんだよ!特に大事なものと思ってねーよ! 」
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