ガンプラファーストコンタクト
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「僕はミヤモト ユウ。よろしくね! 」
「…………モチヅキ ミサキ…………ミヤモトさん、なんで首を突っ込んできたの……? 」
「え?だってこういうのはよくないでしょ?君だって、そう思って行動したんでしょ? 」
「………そう…………一応言っとくけど、無理はしないで……」
「了解! 」
返事をすると、ミサキちゃんは何かのロボットと機械を取り出した。…………そういえば、僕なんの勝負をするのか分かってなかったような…………。
「……どうしたの……? 」
「え〜と…………ごめん。なんの勝負をするのかな? 」
その言葉を聞くと、ミサキちゃんは思い切り目を見開いた。そしてワナワナと震え、僕の方へと身体を向き直った。
「ミヤモトさん…………もしかして、ガンプラバトルをしたことは……? 」
「…………ないです」
「………やっぱり…………今からでも遅くない……早くこの場から去った方がいい……」
「だ、大丈夫!やり方さえ分かればなんとかなるから! 」
「……あなた、ガンプラ持ってるの……? 」
「…………ないです」
「やっぱり去った方がいい………すいません……この人初心者だから、参加させない方向で……」
ミサキちゃんは不良組にそう言ったが、二人の内一人がそれを拒否した。
「駄目だ。一度参加したんなら、逃げるのは無しだろ。初心者が突っ込んで来たのは、嬢ちゃんの運が無かっただけだ」
「そういうこった。悪いが、バトルに参加してもらうぜ」
「…………卑劣……」
不良組の言葉に、ボソリと呟いた。しかし、それでも僕はミサキちゃんの肩に手を置いた。
「大丈夫だよ……僕を信じて」
「ミヤモトさん………」
「というわけで、おじさーん!ガンプラ(?)とこの機械を一つ貸してくださーい! 」
その言葉に、ミサキちゃんは少しズッコケた。
「お、おう!好きなのを使いな!けど、取られたりしたら弁償してもらうからな! 」
「はーい! 」
ショーケースの中に入っているロボットを、一通り見渡していく。その中でも目に止まったのが、日本刀を持った赤いロボットだった。
「おじさん!これを貸してください! 」
ショーケースの中のロボットと機械を貸してもらい、ミサキちゃんの所へと戻る。
「お待たせ! 」
「……本当に大丈夫……? 」
「大丈夫!操作方法はバトルしながら覚えるよ! 」
「…………あなたが倒されても、私が二人を倒すから気にせずやって……」
「えー!本当に大丈夫だって!頑張ろうねミサキちゃん! 」
「不安で仕方ない………」
『GUNPLA BATTLE combat mode』
『Startup』
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