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ガンダムビルドファイターズ 〜剣聖の煌めき〜
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纏めバスの中へと入れていく。バスで学校へと戻り、ミーティングを終えて帰路につく。

「ただいまー! 」

「……帰ってきたか。今日はどうだった? 」

「勝ってきたよ!他の皆も順調に勝ち進んでるから、今年は皆で予選突破出来るかもしれないよ! 」

「そうか……………稽古は休んだ後からでいい。今はゆっくり自室で休め」

「はーい! 」

大きく返事をし、自室へと戻る。ちなみに、今のは僕のお父さん!寡黙で口数が少ない上に厳しくて頑固だけど、優しいお父さんだよ!…………多分!!

それにしても、休むっていっても暇だなぁ…………散歩してこよっ♪





ーーー−−





「あれ?なんかあっちのお店に人だかり出来てる。なんかイベントでもやってるのかな? 」

商店街を散歩していると、奥の方で人だかりを作っているお店があった。気になって人だかりのところへと行き、その様子を見る。

「よく聞こえなかったな。もう一度言ってみろ? 」

「この子のガンプラを返して……」

「やだねー。コイツは正当な交渉で手に入れたやつだ。そこのガキが、僕の友達のガンプラを返してって言うから、自分のガンプラをかけてもらっただけだ」

「…………そもそも、ガンプラを奪うことから間違っている……」

二人の不良組と、同年代らしき女の子と小学生ぐらいの男の子が人だかりの中心にいた。

え〜と……どういう状況なのかな?

「だったら、嬢ちゃんもガンプラをかけな。それで勝てたら、このガキのガンプラを返してやるよ」

「分かった…………けど、この子のだけじゃない……この子の友達や、今まで奪ったガンプラを返して……」

「ああ?それじゃ平等じゃねぇだろうが。そんな条件呑めるか」

「じゃあ、あなた達の好きなものをあげる…………」

「へぇ?度胸あんな嬢ちゃん。じゃあその条件でいいぜ」

「早速始めようぜ」

…………え〜と。大体状況は分かったかな?あの女の子が、不良組から何かを取り返すために何かをするって訳だね。

…………ってちょっと待って。つまり二対一って事なんだよね?女の子相手にそれはいくらなんでもズルい!

「ちょっと待ってっ!! 」

「「「 !? 」」」

人だかりから飛び出し、場を止めようとする。

「なんだかよく分からないけど、女の子相手に二人がかりはよくないよ!それに、人の物を取っちゃ駄目だよっ! 」

この場に居合わせた人達が、ポカーンとしている。

「なんだ?嬢ちゃんの知り合いか? 」

「知らない……」

「そうかよ。まあいい。じゃあ始めようぜ」

「待って待って!無視しないでよ! 」

「元気な嬢ちゃんだなぁ。なんだ?文句があ
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