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ゲート 代行者かく戦えり
ヘリコプター解説(日本編)1
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)・TVセンサー・レーザー・スポット追跡装置・レーザー測距/指示装置が、右側には夜間戦闘用の前方監視赤外線装置(FLIR)が装備されており、ターレットにより上方30°、下方60°、左右120°まで旋回か可能だ。操作用レバーによって操作されるが、射撃手のIHADSSとも連動して操作が可能である。


昼間は直接光学視野またはTV視野が使用され、直接光学視野は範囲3.5度で拡大率18.2の狭視野と範囲18度で拡大率3.5の広視野に切替えることが可能であり、TV視野は範囲0.9度の狭視野と広視野に切替えることが可能である。夜間はFLIRが使用され、視野を狭(3.5度)・中(10.2度)・広(50度)の3段階に切替が可能である。


TADSは戦術・天候・視程条件により、
射撃手が直接光学視野・TV視野・FLIRの3種類のセンサーのいずれかまたは組み合わせを選んで使用される。また、3種類のセンサーの情報は、
射撃手のIHADSSにも表示が可能であり、
射撃手はこれを操作し目標の捜索を行い、発見後にTADSをその目標に捕捉させれば、その後は手動または自動で目標を追跡する。


後席に搭乗する操縦士はパイロット暗視センサー(PNVS)を主に使用するが、
状況に応じてTADSも使用できる。PNVSの映像は、操縦士のIHADSSに表示され、高度・方位・速度などの飛行データも投影される。PNVSは、機首部の先端のターレット上部に装備されており、操縦士のIHADSSに連動して上方20°、下方45°、左右各90°まで旋回可能で、広い視野が確保されている。


また、PNVSが故障した場合には、TADSのFLIRにより、操縦士に暗視画像を表示して、その後の操縦を可能とするバックアップシステムをもっており、PNVSや機首下の30mm機関砲の照準は、操縦士のIHADSSの向きに連動させることができる。ロケット弾発射の場合は、IHADSSのディスプレイに照準シンボルと予想着弾地点が表示される。
また、TADSまたはPNVSの情報は、前後席に装備された表示装置により、ビデオ出力映像として表示される。


ヘルファイア対戦車ミサイルを使用する場合は、レーザー測距/指示装置でレーザーを目標に照射する。これはレンジファインダー(測距儀)も兼ねており、パルス・レーザーの照射によって目標までの距離を測ることもできる。夜間での発射では、前方監視赤外線装置(FLIR)が使用される。TADS、
PNVS、IHADSSによって得られた情報は、
火器管制システム(FCS)に集約される。FCSには操縦系統のほか、電波高度計、
方位・姿勢表示システム、地表面誘導装置、ASN-128慣性航法装置などの電子機器が搭載され、それらの情報を統合・演算する事で射撃精度を高める。
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