ヘリコプター解説(日本編)1
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。これによって前面面積はUH-1の約三割にまで減少され、
速度の大幅な増大と低視認性がもたらされた。初の量産型であるAH-1Gのエンジンは「T53-L-13」が搭載され、巡航速度は時速278kmに達する。
コックピットは、前席が射手兼副操縦席、
1段高い後席が操縦席となっている。
胴体中央部のスタブウイングには4ヶ所のパイロンがあり、
ミニガンポッド・ロケット弾ポッド・TOW対戦車ミサイルなどの兵装を、最大で700kgまで装備することが可能である。固定武装のM197機関砲は、もともとアメリカ陸軍のガンシップに搭載して運用するために開発された電動式3砲身ガトリング砲である。M197は、M61バルカンの砲身を6から3に減少させることによる軽量化版として開発された。
射撃レートはM61の4分の1以下となるが、
これは、反動を大幅に低下させ、ヘリコプターや軽航空機に搭載するのにはかえって適した特長となった。射撃レートは1分間に720発。射撃訓練では通常、30-50発のバースト射撃を行う。威力は距離100m、傾斜25度で20mmの装甲板を貫通できる。距離1000m以内で垂直に着弾した場合、
RHA(均質圧延装甲)換算で7mmの貫徹能力を持つ。
陸上自衛隊では昭和52年度予算と昭和53年度予算で研究用として1機ずつ購入し、
昭和54年度と昭和55年度にそれぞれ配備された。昭和57年度予算からは本格的な調達が開始され、
7機目から富士重工業(エンジンは川崎重工業)によってライセンス生産も始めた。しかし、古いので色々とエンジンの問題を抱えており、
次第に後継ヘリとの交代が進んでいる。
自衛隊特地派遣部隊が現地に持ち込んだヘリの一つで、現地では「鋼鉄のワルキューレ」として畏れられている。
「AH-64D アパッチ・ロングボウ」(36機)
用途:対戦車・対地攻撃(対空攻撃)
分類:攻撃ヘリコプター
製造者:マクドネル・ダグラス(現ボーイング)社
乗員:2名(前席:射撃手兼副操縦士/後席:操縦士)
全長:17.76m
全高:4.95m(FCR頂部まで)
発動機:GE(ゼネラル・エレクトリック)製T700-GE-701C ターボシャフト
実用上昇限度:4172m(地形効果内)/2889m(地形効果外)
最大速度:310km/h
航続距離:600km(機内燃料のみ)/2000km(フェリー時)
武装:固定武装M230A1 30mm機関砲(1200発)
AGM-114 「ヘルファイア」対戦車ミサイル×16
BGM-71 TOW対戦車ミサイル×16
AIM-9サイドワインダー赤外線誘導空対空ミサイル×8
JM261ハイドラ7
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