第9節:VSランサー
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がシャドウランサーを囲うように高速で飛来し大地に突き刺さる。最後に屋根と思しきものが飛来し、たちまちのうちに巨大な迷路という名の牢獄が完成した。
「す、スゴイ……」
戦闘中とはいえ、実物を見たからか感銘を抱いてしまう。
「惚けるな!今のうちだ、エミヤ、レディ!」
「は、はい!」
エルメロイ2世の発言により、それが奴を拘束するためのものだと理解した俺たちはすぐさま仕込みに取り掛かる。
「投影、重装」
創造するのは捻れた剣、かつての俺の仲間の家臣が所有していた聖剣の原典とされるケルト神話に登場する魔剣の改造系。
「I am the bone of my sowd」
二人揃って手に現れた剣を弓に番える。
「その心臓、貰い受ける!」
ランサーを見ると既にランサーは飛び退き、呪いの朱槍を解放しようとしていた
「偽・」
「偽・偽・」
「刺し穿つ」
アルスターにゆかりのある宝具を同時に放った。
「螺旋剣U!!」
「螺旋剣III!!」
「死棘の槍!!!」
ドリルの様な形の二つの剣は、解放されたばかりのシャドウランサーの背中に突き刺さり、因果逆転の朱槍は奴の心臓を確実に貫いた。
「??????????……私を倒してくれた事…感謝しますぞ。キャスター、そして、そのマスター……」
シャドウランサー…いや、武蔵坊弁慶は其れだけ口にして満足そうに消えていった。
「へっ、感謝なんざされる覚えはないね。俺はあくまで俺のために戦ったんだよ。だが、俺としちゃなかなかに楽しめたぜ。」
こっちも満足してるみたいで良かった。
「っと、先ずは坊主。お前相変わらず弓の腕は確かだな、あれ程の使い手なんざ俺もなかなか見る事はないぜ?」
「あと嬢ちゃん、あんたもなかなかだったぜ。服装もの相まって、あの弓兵を思い出しちまった。」
「ねぇ、その弓兵って誰のこと言ってるの?」
「ん?誰ってそりゃ未来のb「ストップ!」うおっ?」
さらっと、クロにとって重要なことをバラしそうになったキャスターを後ろに振り向かせる。
「頼むからそれは今は言わないでくれ。」
「あ?何でだ?どのみちバラすなら早いほうがいいだろうが。」
「確かにそうだけど、それは俺が自分で言うってクロと約束してるんだよ。」
「なんだ、そういうことか。まあ構わねぇが早めにしとけよ?」
「ああ。」
とりあえずキャスターを納得させたので、二人揃
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