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Fate/kaleid night order
第6節:霊脈地ヘ、そして来る万華鏡の来訪者
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とキリエライトの契約を認めます。けど、ここからは私の指示に従ってもらいます。文句はないわね?」

「あ、ああ・・・・・わかった・・・」

「凛もそれで構わないかしら?」

「ええ、いいわよ。それにこの手の魔術にも関しては、私、知ってはいたけどそこまで詳しいってわけでもなかったしね。」

「そう、わかったわ。」


呆れたような顔からキリッとした表情に変わる。なんだか、無理に偉そうな態度を取っているように見えた。


「ところで所長、これからどうするんですか?」

「そうね。まずはベースキャンプの作成よ。いい?こういう時は霊脈のターミナル、つまりは魔力が収束する場所を探すの。それならカルデアとの連絡も取れるわ。じゃあ、移動しましょう」

張り切った口調のオルガマリー所長。このままなら一行はいい雰囲気で入れただろう。俺が間髪入れずに、

「でもマリーさん、霊脈地はここなんだけど?」

「あっバカ・・・!」


ーーーと、言わなければ。
とっくに俺たちが3人で探していた霊脈地についているのだ。横にいたマシュに同意を求めるとマシュも微妙な顔で首を縦にふる。


「「「「………………」」」」


場に沈黙が流れる。当のオルガマリーは羞恥で顔を真っ赤に染めている。


「あ……そ、そうよ??そうに決まってるじゃない??わかってる、わかってたわよそんなことは??君に言われなくても??」

「いたっ!痛いって!もう、なんでさ??」

余計なことを言い、酷い逆ギレを受けた士郎はオルガマリーにゲシゲシと蹴られた。しかも彼女が履いているのがヒールであるために踵の部分が凄く痛い。


「じゃ、じゃあマシュ。此処にその盾を地面に置きなさい。宝具を触媒にして召喚サークルを設置するから」

「……だ、そうですが。よろしいですか、先輩?」

「……あ、ああ。構わないよ」

「凛さんも、それでいいでしょうか?」

「ええお願い。」

「・・・・・・わかりました。ーーそれでは、始めます」


マシュは頷くと手にした盾を地面に置く。すると、盾を中心に魔方陣が展開され、周りが青い空間になった。


「これは…………カルデアにあった召喚実験場と同じ――」

『シーキュー、シーキュー。もしもーし!よし、漸く通信が繋がったぞ!こちらカルデア管制室だ、聞こえるかい??」

突然、その場に聞きなれた声が聞こえてくる。この穏やかそうな声音は知る限りでは一人しか知らない。そしてそう思ったのとほぼ同時に
空間に現れた立体映像には知っている顔、あのゆるふわ系のDr.ロマンの姿が映し出された。


「ドクター!無事だったんですね!」

『……まあ、カルデア内部はひどい有様だけどね。と
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