伝説の序章
イザコザ
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こんな小せぇガキンチョ
みたいな奴に俺の鉄拳が…片手で塞ぐ
なんて…)男は冷たい汗を流した。
受け止めた者は黒いマントで覆られて
いて全くどんな奴かも分からなかった。
そしてその者は男にこう言った。
「邪魔だ,退け」(彼奴…もしかして!)
「まさかあいつ??」ロキはピンときたかの
様に驚きそして嬉しそうに思い言った。
「エッ??何??あんた,あの黒マント野郎を
知ってんのか??」驚くジャックスを余所に
「間違いねぇ…ジャック??あいつだよ…
俺が言ってた奴…間違いなければ…」
「えぇぇぇぇええ??
感かよーーーーーー!間違いの保証は??」
驚きっぱなしなジャックス。黒マントを見ながら
ロキは「んー…物的証拠が有れば…そうだ,
彼奴に渡した色違いのネックレス!
あれを付けていれば間違いなく…
いや,付けるよりは持っている方の確率が高いか…」
とブツブツブツ……(-h-)と1人呟いていた。
それを見て「いやいやいやいやそんな確率より
彼かどうかの確率を求めろよーーーーーー!」
と大声で彼に唱えた。
おい,と言おうとロキを見たが
もう其処に彼の姿は無かった
「あれ??いつの間に…ものの数秒で…??
って,ああああああああ!!!!!!!」
キョロキョロ辺りを見渡し彼を発見した場所は
いざこざが起きていた所だった。
(あんな所に??)十メートル程の所を僅か
数秒でロキは動いていた…
一方ロキはというと…大柄の男に向かって
「止めときな…あんたの敵う相手じゃねぇゼ,
そうだろ?」挑発するかの様に言い
黒マントの者に言った。
大柄の男は額にイカリマークをつけ
「何だと…??この糞ガキがぁあ!!!!!」
パンチする相手をロキに変え
殴り込もうと振りかぶり,バチンッと
顔に当てた。「弱えぇ,あんなパンチじゃ
傷もできねぇ…」誰にも聞こえない声で
ジャックスは静かに言った。
ロキはその場から一歩も動いておらず,
手はズボンのポケットに入れたまま
何事も無かったかの様に立っていた。
男は(そ…そんな馬鹿な…吹っ飛ぶどころか
血も出て無い??腫れてもいないだと…??
なんてゆーガキだ…)と動揺しその隙を
観たロキはギロッと男睨みこう言った。
「甘ぇんだよテメェのは…
いいか,『本当のパンチ』ってのはなぁ
こーすんだよ」右手を男の胸元に構えると
大きく振りかぶることな
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