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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter59
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魔法陣を展開し服装が変化する。
ベージュ色のベストに白い半袖のシャツ、紺色のスカートと正にどこかの学生の制服を思わせる服装に早替わりした。
優花「…上手く…いったかな?」
雄也「バリアジャケット…っていうか、さっきまでつけてなかったのか!?」
今の今まで普通の服装で戦闘していたことに驚く雄也に対して優花はキョトンとした表情で首をかしげる。
優花「そうだけど…だってつけるの初めてだし」
知らなかったから当然と言わんばかりの優花の発言に雄也は頭に手を置いてため息をつく。
雄也(なんというか、二重ですごいな…)
雄也は優花が魔導士としての知識のなさとあのゴーレムの一撃を受けて立ち上がる力が残っているという意味で驚く。
優花「それじゃあ行って来るね」
意を決してオスカーを片手で持ち倉庫から出て行く優花。
その背を雄也達は見届けると雄也も痛む身体を起こす。
雄也「俺もそろそろ行くか…分の悪い賭けだけやるしかない…っ!」
音姫が告げた方法が倒すことが出来るかそれはやってみなければわからない、一発逆転の賭けが今始まろうとしていた。
優花「多分…このあたりだと思うんだけど…」
倉庫で雄也達と別れた優花は来た道を戻りエスミゴーレムを捜索していた。
ここまで来る行く手は遮る魔導士は誰一人おらず、全員、獲物を狩るために周囲を暴れているエスミゴーレムの性で逃げ出していた。
優花「…っ!来たみたい」
優花の耳にズシンズシンと重い足音が聞き取れ聞き取った方向を向くと、優花との間はまだ距離があるが直線の通路の奥からエスミゴーレムがおり、ゴーレムの赤い瞳が優花をとらえた。
エスミ「見つけ…ましたわっ!!!」
獲物が見つかったよろこびから一直線に背部のブースターを使ってエスミに突貫してくる。
優花「本当、仕事熱心…ねっ!」
ボロボロな身体になり、切り札のゴーレムクリエートアームドを使い、味方を巻き込もうと侵入者を潰そうとする執着心からそんな言葉を漏らす優花は迫り来るエスミゴーレムにオスカーのガトリングの砲身を向け弾丸を発射される。
本来オスカーのガトリングは命中精度から中距離の武装だが、今回の…エスミゴーレムは的がでかいために離れていようと数多くの弾がエスミゴーレムに直撃する。
しかし、岩石の身体を持つエスミゴーレムは優花の放つ球を物ともせず直進し続ける。
優花「こいつ相手だと豆鉄砲じゃない!」
エスミ「そんなもの…っ!しねぇぇぇぇぇっ!!」
ブースターで急接近したエスミゴーレムは優花の目の前に辿りつくとすぐにその豪腕の岩石の拳を優花めがけて振り落とす。
優花「っ!!」
振り落とされる直前で優花は射撃をやめて、横に飛んで
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