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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter59
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そういってエスミゴーレムは見失った雄也達を探し回るのであった。

雄也「はぁ…はぁ…ここまで来れば…一段落できるか…」

なんとかエスミゴーレムを撒くことに成功し、近くの倉庫に身を潜めていた。

現在の雄也達の状況というと満身創痍、ゴーレムの腕から出るために自らの魔法を受けた雄也にエスミゴーレムの一撃を受けた優花。

そのうえ、ここまで来るまで蓄積された疲労もあり長期戦など消耗戦に持ち込まれると疲弊している雄也達には不利な状況になるのは目に見えてた。

雄也「あのゴーレムクイーンをどうするか…」

恐らく通路で雄也達を捜索しているであろうエスミゴーレムをどうするか、それに頭を悩ませていた。

優花「問題はあの速度と耐久度だね、それに小回りも何となく効きそうな気がする」

雄也(欠点だった操作人数は無くなり、あの力…本当どうしたものか…)

戦ってわかったことを整理しているとふと優花が口を開けこう言う。

優花「倒す必要もないからスルーするっていうのはありかな?」

倒すのが難しいなら倒さず他の目的に向かうという方法を話す優花であるが雄也と音姫は簡単に頷かなかった。 雄也「それは簡単にはできないだろう、下手をすればその事を知らない悠里達がゴーレムクイーンと遭遇してしまうリスクがある…」

高機動、高耐久、仲間の中で1番の雄也ですから打つ手なしと完全にお手上げ状態で他のみんなの遭遇するリスクを考えやり過ごすことも簡単にはできない状況、攻めても逃げて問題がある板挟みの状況に三人は頭を悩ました。

音姫「ねえ、雄也君、雄也君が持ってる技であのゴーレムにダメージが与えられそうな攻撃ないの?」

音姫は雄也にまださらしていない、強力な必殺技がないかと訪ねると雄也は顔を俯かせる。

雄也「あることにはあるが…溜めるのに時間がかかるしもしかしたら基地じたい崩壊する恐れもあるから…さすがに…」

と、あるがこの場所では使えないと音姫に告げると音姫は少し考えて、考えたことを口にする。

音姫「ねえ、それじゃあ…」

音姫はことの方法を雄也たちに教え、雄也も納得した表情で頷く。

雄也「なるほどな…一か八か…相当な賭けになるな、その音姉のいった方法がうまくいって倒すことが出来れば成功、倒せなかったら…それが最後…」

優花「どっちみち、私達がやらないといけないし、お兄ちゃんはこの近くにいて、この近くまであいつを誘導するから」

雄也「優花一人であいつをおびき寄せるつもりか!?いくら何でもリスクが!?」

「わかってるよ、けどお兄ちゃんは体力を温存しないといけないし、それで残ってるのは私だけでしょ?だったらやる…それにちょっとあいつに通用しそうな方法もあるから」 任せてと、頼もしい表情で優花は
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