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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter59
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レムの右腕が優花に当たる前に間に入りセイクリッドスラッシュで右腕を砕くと直ぐ様に優花を担ぐ。

音姫「雄也くん!早く!」

雄也が優花を担いでいるうちに音姫は先程入ってきた扉の前におり、雄也もエスミゴーレムを警戒しながら扉まで急ぎ、三人は合流すると直ぐ様で部屋から脱出した。

雄也「此処は逃げよう!司令室はもう使い物にならないしあそこにいる意味もない!」

そういって部屋からでた雄也達は持てる全速力で部屋から離れていく。

雄也(それに、あんなにでかいんだ、鉄巨人と同じで足も遅いはず…)

雄也は心からそう思っているが…そういうのはフラグと相場が決まっている。

エスミ「逃がしませんわぁぁっ!!」

そう背後からエスミゴーレムの雄叫びが通路を響き渡りすると出てきた扉、というより、壁をぶち壊して雄也達に迫ってくる。

雄也「なんでゴーレムにブースターなんてついてるんだよ!!」

背部の上半身のところからブースターらしきものが転載されたことによりゴーレムの弱点だと思っていたがそれを覆すことに雄也は焦りの色を濃くした。

局員「っ!居たぞ!ユウヤ・ツキミヤだ!」

徐々に距離が縮んでいくなか、ここに来て雄也の行く手に局員達が遮る。

雄也「くそ!こんなときに!」

うしろから迫る脅威を振り撒くには局員をどうにかしなければならなくなったことで状況は次第に悪化していく。

エスミ「これで死ねぇぇぇぇっ!!」

雄也の背後にいるエスミゴーレムが右腕を突きだして手首部分が回転を開始する。

優花「明らか、嫌な予感しかしないんだけど!」

雄也「…仕方ない、音姉ちょっとごめん!」

音姫「ちょっ雄也くん!?」

雄也は意を決してアークを待機状態に戻すと手が空いた腕で音姫を持ち上げて魔力を全て身体強化とバリアジャケットに回して局員が放つ魔力弾を紙一重に避けていく。

音姫「きゃあぁぁぁぁぁっ!!!」

エスミ「潰れろぉぉぉぉぉっ!!」

そして背後ではエスミゴーレムが右手首から先の手が雄也目掛けて回転しながら発射される。

優花「やばいよ!お兄ちゃん!」

優花も迫る岩拳に危機間を覚えるなか雄也は局員の目の前に到着する。

雄也「お前らも直ぐに左右に避けろよ!」

そういって雄也は右の道に入り、次の瞬間エスミゴーレムの岩拳が局員達を押し潰し断末魔を響かせた。


雄也「敵味方なしかよ!」

完全にぶちギレているエスミゴーレムを見ながも、雄也は急いでゴーレムとの距離を離れていく。

そして直ぐに雄也が曲がった角にエスミゴーレムが到達して飛ばした岩拳は直ぐに代りの新しい腕に再生された。

エスミ「どこにいった!?絶対に逃がしませんわぁ!!」


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