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76突入セントラルカセドラルド
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階まで後少しとしていた階段も踏み外し四階に転げ落ちる。
「我が熾焔弓の矢をかわしここまでこれたことは誉めてやろうだがここで終わりだ」
そう言って整合騎士は再び矢を構える。その瞬間突然整合騎士の後ろから人影が現れる。ユージオだ。ユージオが青薔薇の剣で整合騎士に斬りかかるも整合騎士は腰に差していた大剣で受け止める。
ーーその瞬間整合騎士に隙ができた。
「でりゃあ!!」
再びヴォーパル・ストライクを放つユウキ。更にユージオの後ろからキリトも斬りかかる。
「………我も心意の太刀を身に付けておくべきだったな」
整合騎士が呟いた瞬間キリトの剣が整合騎士の鎧を砕き、ユウキが整合騎士を切り裂いた。
「……つまり整合騎士は記憶を抜かれたってことなんだね」
「まぁ……そういうことになるのかな?」
キリト達と合流したユウキは整合騎士について色々と話を聞いていた。五階で戦った整合騎士、デュソルバート・シンセンス・セブンはかつてルーリッドの村からアリスを連れ去っていたがその事を一切覚えていなかった。それもそうだ、公理教会のトップであるアドミニストレータによって記憶を消されていたからだ。整合騎士の多くはかつてなんらかしらの理由により禁忌目録違反として連行された罪人か帝国剣舞大会の優勝者達の一番大切な記憶を封印された者達だ。しかしデュソルバートの話によるとたった一人例外がいるらしい。キリト達はそんな話をしながらセントラルカセドラルドを登っていた。デュソルバート曰く五十階には複数の整合騎士が待ち構えており更に最強の整合騎士がここ数日中にカセドラルドに帰還するらしい。最強の整合騎士がどんな人物かはわからないが五十階でとんでもない激闘が繰り広げられるはずだ。
「あの……」
三人が二十九階にたどり着いたとき二人の少女が話し掛けてきた。
「貴方達が……今話題になっている侵入者?」
「もし侵入者だったらさお願いがあるんだ」
少女の片割れが三人に近づいた瞬間キリトとユウキが地面に倒れる。
「キリト?ユウキ?」
「とりあえず強そうなやつは無力化したよゼル」
「ご苦労様……ネル」
恐らく略称であろうゼルとネルと言う名前を聞いた瞬間ユージオは戦慄した。地下牢屋を脱獄した二人は導かれるまま大賢者カーディナルの大図書館にたどり着いた。そこでカーディナルから確実に二人が油断する整合騎士のの前を教えられていた。それがーー
フィゼル・シンセンス・トゥエニナインとリネル・シンセンストゥエニエイト。今目の前にいる二人だった。
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