2話 旅行中笑えない…
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「うーん……飛行機って長かったなー…それに時差ぼけが凄い…」
今俺はヨーロッパの某国の空港にいる、入国審査の時なのだが、審査する外国人の言葉が日本語のようにすらすら聞こえるし喋れた
diesの世界で獣殿やシュライバーが吸収した魂から言語を理解しているという話があったが本当にあるのだな永劫破壊様々である。てかあの蹂躙してた中に外国人がいた事に驚くが…
そして荷物を回収した後、バスに乗り一通り名所を見た後
「……暇だな……」
そう見たいものを見尽くしたのであった、そうなると惰性に任せてホテルでゴロゴロしようかと考えていると
「ん?何だアレ?」
目の前には人だかりと…日本と衣装が違うが警察の人が騒いでいた何だろうと思い耳を澄ませると
『また逆切り裂きジャックの犯行か!今週に入って何度目だよ??』
逆切り裂きジャック?何じゃそりゃ?
と思い、俺は近くにいた人に声をかける
『どうしたんですか?この人だかりは?』
すると向こうは流暢に話しかけてきた事に驚いたが、直ぐに
『あぁ、アレはな最近この都市で話題になってる逆切り裂きジャックだよ…今週で4件目だ』
『何なんすかそれ?』
『旅行に来たってんなら馴染みは無いか…先週位から男が6人も殺されてんだよ、でな…偶々遠くから犯人らしい奴を見た奴の話だと娼婦の格好をした幼い女の子らしいんだよ』
『だから男だけを狙う切り裂きジャックって訳か……』
『そう、アンタも夜道には気をつけな危ないからな』
『忠告ありがとう、肝に銘じて置く』
そして男にお礼を言い別れた。
しかし物騒な事件だなーと思うも何処か他人事に感じた
前世の影響なのかこんな事件に遭遇してもテレビのニュースで見るような感覚に陥ってしまう。
「あー…何で旅行先でこんな事件ぽいのに遭うのかなぁ?…仕方ない明日直ぐに『ねぇ、お兄さん』ん?』
空は何の気なしに振り向いてみると、そこには
白いフリフリをあしらったワンピースのような服に白い帽子を被った女の子……嘘であってほしい
どうしてこうなった……
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