伝説の序章
探し人
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シンキングアドベンチャー
②～探しビト～
散々吐いて((ジャックスのみ
2人は居酒屋を出て町を歩いていた。
「そいえばあんたの事まだ聞いてなかった
な…」ジャックスは世界地図を観るロキに
言った。「あぁ，そうだな…俺はお隣の
メリアーヌ国のサイア町で育った。良い国
とは言えなかったなぁ…クトゥルフ大陸の
奴隷輸入輸出国だったんだ。幸いあん時小かっ
たから奴隷にならないで済んだんだ…
役立たずなガキは必要無いからな…だから
他の国に売り飛ばされることは無かった…
闘いが盛んな暴力魔の町だった…
そんなとこで俺は暮らしてた。」
上を見上げ空が青いなーと言いながら
懐かしそうに語るロキ。「凄いとこ出身
だなあんた……ん？この傷…ほらデコの
とこの…これも闘いで??」ロキの額には
横一本に切り刻まれていた傷があった。
「これか…これは2カ月に一回ある大会
の決勝戦の時に付けられた傷だ……
あの野郎…ゼッテー許さねぇ，
今すぐにでも叩きのめしてぇ…あの時のあいつは格別の
強さだった…5年前に付けられた傷だ…
多分生涯一生の傷になるだろう。」
傷を触りながらロキは言った。
「5年前に…??相当な奴だったんだな。」
よっこらしょっと軽く起き上がり
「まさか探したい者って…？」ロキに
尋ねた。ロキはニヤリと笑みを浮かばせ
「そのまさかだよ！」とジャックスに
向かって堂々と吐かした。「やっぱり??」
感は当たっていた…
「今月のワイズメート，中央広場で
また開催する。俺は出る…」キッと
ジャックスを見詰める。「あ…あの～…
あはは…」まさかと言わんばかりに
一歩二歩差がる。「お前も参加しろよ，
楽しいゼ??」肩をポンと叩いて嗤いながら
そう言った。「やっぱりそーゆー展開に
なるーーーーーーーー????????でも…
楽しいの好きだし，強ぇ奴等が沢山
いんだろ??行くしかねぇよなこりゃあ??」
ワクワクしているジャックスに「おう！
くせ者揃いだゼ??まっ俺らも含めて笑」
「キシシ…おう????????????????????」
2人は笑い合いそしてサイア町へと
足を運んだ。「5年ぶりだなぁ…
今度こそあいつに勝ってみせるゼ??」
意気込むロキを余所に「ちょっと待て。
あいつって…そいつも出るのか？」
ジャックスが不思議そうに尋く。
「あぁ。あの時俺
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