内部図解
ノーマルスーツA
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以外のノーマルスーツ??
主にパイロット用として使用されている軽装宇宙服のほかにも、比較的安価で広範に使用されている民間用や、これから発展した一般将兵用の重装宇宙服等、ノーマルスーツには数多くのバリエーションが存在する。これらのスーツは軽装宇宙服とは異なり、重力下では殆ど使われない。サイズが大きく、動きづらいため、軽装宇宙服と比べて性能の優劣がはっきりしていることもその理由といえるだろう。しかし、重装タイプのほうがベーシックな仕様であり、流通量も多い。
■軍用
連邦軍が、一般将兵用としてU.C.0075に採用したMN-2やU.C.0085に採用され、グリプス戦役期の代表的なノーマルスーツとなったAE製のMN-4(民間にも流通)が知られる。重装宇宙服とも呼ばれる。軽装宇宙服ほどタイトに設計されていないため、比較的安価なのが特徴である。
「重装」の名に反し、防弾性に優れているわけではないが、宇宙服としての性能は軽装宇宙服と同等である。公国軍は非戦闘員にも軽装宇宙服を供与することが多く、重装宇宙服の普及には不熱心だったが、公国軍残党は資金難からか重装宇宙服も使用していた。
■整備兵用
一年戦争期〜U.C.0080年代前半の連邦軍で見られた、メカニック(整備兵)用のノーマルスーツ。長時間の作業における疲労の緩和や、手先の動きを邪魔しないために、パイロット用と同じ軽装タイプが採用された。また、パイロット用と同様に、重力下でも使用されることが多かった。
パイロットとの識別のため形状が異なるほか、MSが搬入されるデッキ等で目立ちやすいように(事故防止のため)オレンジやイエロー系で彩色されていた。だが、コストが高かったためか、U.C.0080年代後半には整備兵用も重装宇宙服に統一されたようだ。
■民間用
民間に流通しているノーマルスーツと、軍用の重装宇宙服との性能差は殆どなく(民間用が軍用に、逆に軍用が民間用に転用されることも多い)、十分な生存性や機能性を持っている。民間用とはいえ船外やコロニー外壁での作業が前提となっているため、軍用と同等以上の性能が求められた。
グリプス戦役期には、民間でも軍用と同じ重装宇宙服MN-4が普及していた。またU.C.0120年代に入ると、民間用と軍用がはっきりと区別されるようになった。上はフロンティア・サイドにおける建設作業員が着用していたタイプである。
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