機動戦艦ナデシコ
1436話
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ないんだが、それを理由にしてテロ行為なんかに走られたりしたら最悪だ。
この基地から出て行く……ってのは、まず不可能だろうし。
いや、でも俺達が来るまでユートピアコロニーの地下で生き残っていたんだから、いざとなればなんとかなるのか?
最悪なのは、こっちに従順な振りをしながら敵対しようとしている場合か。
そして隙を見てテロ行為に走る、と。
そんな可能性を考えると、もう暫く後でならともかく、現在の状況のままでバッタを使う訳にはいかない。
そしてチューリップ、ヤンマ、カトンボの方も魔法球から出す時はどうするのかきちんと考えないといけないんだよな。
一般人がテロ行為に走ったりするというのは、最悪以外のなにものでもないからな。
「アクセルさん? どうしたんですか?」
「いや、何でもない。じゃあ、そろそろ地球に向かおうと思うんだが、準備はいいか?」
近くに寄ってきた3人に向かって尋ねると、それぞれ頷きを返してくる。
さて……この3人は当然のように影のゲートを使っての転移は初めてなんだが、驚いてくれるかな?
ある意味サプライズと呼べるだろう驚きに満ちた3人の行為を想像し……俺は勿体ぶりながら手を伸ばし、パチンッと指を鳴らす。
すると俺達の足下に影のゲートが生み出され……次の瞬間には俺を含めた4人はその影の中へと沈み込んでいくのだった。
……尚、その際の悲鳴はルナマリアの悲鳴が一番色っぽかったというのは特筆すべき事だろう。
さすがDESTINYのお色気担当。
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