外伝〜女神の一族”ブライト家”の力〜中篇(後半)
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けど、剣術も達人クラスだ……!」
「……凄い……やっぱりエクリア様は最高の皇族専属侍女長です…………」
エクリアの戦いをリィンは驚きの表情で、エリゼは尊敬の眼差しで見つめ
「……エクリア殿相手にどこまで食い下がれるか、自分でもわからんな……(……機会あれば、異世界の猛者達と手合わせをしたいものだ…………)」
「ち、父上!?」
「なっ!?ひ、”光の剣匠”でも敵わないのですか!?」
重々しい様子を纏って呟いた後考え込み始めたヴィクターの言葉を聞いたラウラとマキアスは驚いた。
「……シャロンさんといい、侍女という職業はいざとなれば皆仕えている者達の為に戦うのだろうか……?」
「……ガイウス。それは間違った認識だ。本来主を護るのは”騎士”の役目だ。」
ガイウスが呟いた言葉を聞いたユーシスは目を伏せて指摘し
「で、でも……シャロンさんの件や今の戦いを見ていたらそう思うよね……?」
「ねえねえ、アリサ。最近のメイドさんは戦う事が流行っているのかな〜?」
エリオットは苦笑しながら呟き、ミリアムは首を傾げてアリサを見つめ
「だから私に聞かないでよ!?私だってシャロンが戦える事とか今まで知らなかったんだから!!」
見つめられたアリサは疲れた表情で声を上げた。
「ぽーん……ぽーん…………」
ナベリウスは魔術―――――メル=ステリナルで多くの敵達を塵も残さず焼き払い
「やみ……きて…………」
続けて魔術―――――ティルワンの死磔を放って新手の敵達を滅した。
「…………あれがソロモン72柱の一柱の実力か…………」
「あんな短時間であれほどの威力の魔術を放つとは…………」
ナベリウスの魔術を見ていたワジとアッバスは真剣な表情になって呟いた。
「邪魔ですっ!!」
リタはクラフト――――豪薙ぎ払いで周囲の敵達を薙ぎ払って滅し
「まさに必殺!白露の鎌撃!!」
さらに斬撃による衝撃波で新手の敵達を吹き飛ばすと共に滅し
「千の棘をもってその身に絶望を刻み、塵となって無明の闇に消えろ…………砕け!時の魔槍!!」
そして無数の魔槍を背後に召喚した後解き放ち、解き放たれた魔槍は次々と敵達を貫いて絶命させ、最後は大爆発を起こして敵達の死体を消滅させた!
「なっ!?あの魔槍は!?」
「おいおい……一体どういう事だい?確かあの魔槍って、君が”聖痕”の力で扱っている魔槍じゃなかったっけ?」
リタが解き放った無数の魔槍を見たアッバスは驚き、ワジは目を丸くした後真剣な表情でケビンを見つめ
「ああ…………色々あってリタちゃんが”ロアの魔槍”を従えさせて、今みたいなこともできるようになったんや……」
見つめられたケビン
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