外伝〜女神の一族”ブライト家”の力〜中篇(後半)
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
動きで回避し
「マリーニャ!特大の術で周りの魔獣ごと巻き込むから、術の詠唱時間を稼いでもらっていいかしら!?」
「ええ、いいわよ!」
エオリアの呼びかけにマリーニャは頷いた後短剣を構えて一瞬で幻獣に詰め寄り
「秘技!稲妻奇襲!!」
幻獣の周囲を縦横無尽に駆け回りながら無数の斬撃を刻み込んで怯ませた!
「下がって、マリーニャ!」
「!!」
そしてエオリアの警告を聞いたマリーニャが後ろに跳躍したその時
「神殺しの雷、虚空より来たりて今こそ裁きを振るわん!!」
エオリアは両手を天へと掲げて叫んだ!すると幻獣の上空に雷雲が現れ―――
「インディグネイション――――――――ッ!!」
極大の雷が幻獣や周囲の魔獣達に落ち、雷を受けた幻獣達は全身真っ黒焦げになって絶命すると共に消滅した!
「あの娘、いつの間にあれほどの実力を…………それともあれが”使徒”とやらの能力かしら?」
「あれが”使徒”になったエオリアさんの実力……!」
「す、凄いわね……身体能力も”グノーシス”を投与したマフィア達を明らかに上回っているわ……」
「……それに魔力も桁違いです。エクリアさんやレシェンテさんみたいな例外を除けば、他の”使徒”の方達に負けていません。」
「ただでさえ強かったのに、そこにデメリット無しに加えて不老不死のおまけつきのパワーアップとか反則すぎんだろ……」
エオリアの戦いを見ていたサラは考え込み、ロイドとエリィは驚き、ティオは真剣な表情で呟き、ランディは疲れた表情で溜息を吐いた。
「セリカ様………邪悪なる者達に裁きの焔を!贖罪の聖光焔!!………傷つきし者達に慈悲を!大いなる癒しの風!!」
後方にいるシュリは次々と魔術を放って攻撃や味方の傷や体力を回復して行き
「雷精さん〜、力を貸してくださいです〜!!リザイラ〜、頑張ってくださいです〜!!」
サリアは次々と契約している精霊達を召喚して攻撃や味方の援護をさせ
「愚者には無慈悲なる白銀の棺を!凍れる魂を、今こそその棺に封じ込めん!ユン=ステリナル!!」
「古の時代より存在せし雷よ、今こそ鳴り響け!リーフ=ファセト!!」
エクリアとレシェンテは高火力の魔術を放って、他の”使徒”達とは比べものにならないくらいの多さの敵達を滅し
「ハアッ!!」
さらにエクリアは時折最前線に向かって、連接剣で敵を斬り捨てた!
「なっ!?あんなとんでもない威力の魔術を連続で使うどころか、精霊の使役ですって!?」
「…………………………」
シュリ達の戦いを見ていたセリーヌは驚き、エマは真剣な表情でシュリ達を見つめ
「あれがエクリア様の実力…………!魔術も凄い
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ