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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜女神の一族”ブライト家”の力〜中篇(前半)
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…あの子達、見かけによらずやるじゃない。」

ナユタ達の戦いを見ていたサラは口元に笑みを浮かべ

「フム……歳は16と言っていたが見事な剣だ………。機会あれば彼とも手合わせを願いたいところだ。」

「フッ……あの年齢であれほどの腕前とは…………まさに”天才”だな。加えて彼自身、努力を怠っていない様子。…………彼の剣の才能を見抜き、彼を鍛えた師匠は一体どんな方なのか会ってみたいものだな…………」

ラウラは感心し、ヴィクターは静かな笑みを浮かべ

「それにあのノイって妖精………どっかで見た事がある気がする…………」

フィーはノイを見つめながら考え込み

「あ―――――――――――ッ!ボクの人形コレクションの中で、あの妖精そっくりの人形があったよ!?一体どうなっているの〜!?」

ある事に気付いたミリアムは驚きの表情で声を上げた後混乱し始め

「あ……!」

「そう言えばミリアムちゃんの部屋にありましたね……」

ミリアムの言葉を聞いたアリサは声を上げ、エマは戸惑いの表情でノイを見つめていた。ナユタとノイが最前線で戦っていると幻獣――――スフィンキマイラが現れ、二人に向かって突撃したが

「よっと!」

「”神像”と比べればまだまだなの!」

二人は軽やかに回避した!



「――――――――――――――!!」

幻獣は咆哮を上げてナユタとノイを威嚇していたが

「悪いけど、巨大な存在との戦いはなれているから、そんな脅しは効かないよ!真空斬!!神風!!」

「”神像”の迫力と比べるとまだまだなの!ヘイルストーム!!キーファーボム!!」

ナユタとノイは一切怯まず次々と攻撃を加え始め

「フフ、”星”の”意志”をも打ち破った二人にはどのような強大な敵が来ても無駄よ。―――――ミトスが遺し古の船よ!今こそ星に仇名す者達に制裁を!」

クレアは微笑んだ後、アーツを発動した。すると異空間から巨大な船が現れて次々と砲撃を放って幻獣を怯ませた!

「う、嘘っ!?あのアーツって……!」

「幻属性最高位アーツ――――――”アルジェントアーク”じゃねえか!?オイオイオイ……!オーブメント無しで何であんな最高位アーツを放てるんだ!?」

クレハが放ったアーツ――――アルジェントアークを見たエリィとヨナは驚き

「ちなみにノイさんは全属性の最高位アーツ並びにマスターアーツを使えますよ。」

「ええっ!?」

「マジかっ!?あんな小さな姿のどこにそんな力があるんだよ!?」

ティオが答えた話を聞いたロイドとランディは信じられない表情で声を上げた。

「ノイ、クレハ、行くよっ!」

「うん!」

「わかったわ!」

そしてナユタはノイとクレハに呼びかけた
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