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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜女神の一族”ブライト家”の力〜前篇
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、さすがは”女神”の一族ですね…………」

フランははしゃぎ、ノエルは口を大きく開けて固まり、ダドリーは信じられない表情で声を上げ、リーシャは大量の冷や汗をかいて苦笑し

「オイオイオイッ!?”ブレイサーロード”ってマジで人外じゃねえか!」

ヨナは驚きの表情で声を上げた。

「グオオオオオオオオオオオオー―――――――――――――ッ!!」

一方力を溜めていたミントは竜化し

「なあっ!?」

「に、人間が……り、りりりり、竜になったぁっ!?」

「あれが伝説の存在―――――”竜”……!」

「……圧倒的だな。」

「なんて魔力……!」

竜化したミントを見たユーシスは目を見開いて声を上げ、エリオットは混乱し、ラウラは目を見開き、ヴィクターとエマは真剣な表情でミントを見つめていた。

「魂断獄炎撃(ソウルブレイクファイア )――――――――――――――――ッ!!」

そして竜化したミントは灼熱のドラゴンブレスを口から解き放ち、ブレスを受けた敵達は悲鳴を上げながら焼き尽くされ、塵も残さず消滅して行った!

「あれが”竜の息吹(ドラゴンブレス)”…………!」

「うわ〜…………こんなのもう、立派な兵器だよ……」

「むしろ現存の兵器―――火炎放射器でもあんな火力を出すのは無理。」

「これが本物の”竜”――――超越した存在の力か……どう考えても俺達”人間”の身では敵わないだろうな……」

ミントの攻撃を見たセリーヌは驚き、ミリアムは表情を引き攣らせ、フィーは静かに呟き、ガイウスは真剣な表情でミントを見つめ

「ね、ねえ……ガプタールさんでもあんな威力のドラゴンブレスを放つの無理なんじゃない〜?」

「……どうでしょうね。ガプタール様はミントさんとは異なる竜。それにミントさんと比べると生きている時間が圧倒的に違いますから、ガプタール様も本気になれば凄まじい力を発揮すると思いますが…………」

表情を引き攣らせたシャマーラの言葉を聞いたエリナは真剣な表情で考え込んでいた。

「ハ、ハハ……みんなの反応……予想通りの反応だよな……」

「私達も昔はあんな反応をしていたわね……」

「いや〜、今となっては懐かしいな〜。」

「エステルさん達のせいで、わたし達の”非常識”が”常識”になるんですよね。」

アリサ達の反応を見たロイド、エリィ、ランディは苦笑し、ティオはジト目で呟き

「まあ、今のエステルは存在が非常識すぎるけどね♪」

カーリアンはからかいの表情で呟いた………………
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