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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜女神の一族”ブライト家”の力〜前篇
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ッ!!」

カファルーとクーがブレス攻撃を放って敵を足止めしていた。するとその時!

「天の風琴が奏で流れ落ちるその旋律!凄惨にして蒼枯なる(いかずち)!ブルーティッシュボルト!!」

パズモは異空間より召喚した、雷で形どった竜を解き放ち

「そは忌むべき俸命にして偽印の使徒!深遠の淵へ帰れ!招かれざる者よ!セラフィックローサイト!!」

ニルは上空より極太の光の柱を降り注がせ

「大地の剣よ……我らが敵を貫け!タイタニック!!」

テトリは異空間より地属性でできた巨大な剣を召喚し、召喚された剣は敵達に向かって行き、敵達を貫いた瞬間大爆発を起こした!3人の強力な魔術は悪魔や幻獣すらも一瞬で葬り去った!

「なんて魔術……!あんなとんでもない威力の大魔術をたった一人で扱うなんて……!?」

「異世界の魔法技術は一体どれだけ進んでいるのかしら……?」

3人の強力な魔術を見ていたセリーヌは驚いた後厳しい表情をし、エマは不安そうな表情で呟き

「うわ〜……確かにあの威力なら冗談抜きで軍隊とも戦えるね〜。」

「……生身で戦車が破壊されたという話も、今の戦いを見ていたら納得……」

パズモ達の圧倒的な戦いを見ていたミリアムは表情を引き攣らせ、フィーは静かに呟いた。

「あ〜もう!次から次へと鬱陶しいわね!ミント、一気に減らすわよ!」

「はーい!」

その時エステルはミントに呼びかけ

「――――サティアさん、力を貸して!」

エステルは己に眠るサティア――――”正義の大女神アストライア”の力を解放して全身に膨大な神気を纏って武器を天秤の十字架(ラクスリブラクルース)に持ち替え

「ハァァァァァァァァァ…………!」

ミントは全身に膨大な魔力を溜め始めた!



「その身に刻みなさい!!」

膨大な神気を纏ったエステルは天秤の十字架(ラクスリブラクルース)で次々と敵を斬り捨てた後一対の白き光の翼をはやして大空へと舞い上がり

「神技!ニーベルン・ヴァレスティ!!」

異空間から膨大な”聖気”や”神気”を纏った槍を召喚して魔獣の軍団に放った!すると魔獣の軍団に命中した光の槍は大爆発を起こして、多くの敵達を滅した!

「ええええええええええええええええええええっ!?」

「に、人間に翼が生えたぁっ!?」

「エ、エステル……アンタ、マジで人間止めているじゃない……」

翼を生やしたエステルを見たアリサは声を上げ、マキアスは混乱し、サラは表情を引き攣らせ

「うわ〜……!エステルさん、天使さんみたいですね♪」

「……………………」

「何だあれはっ!?”ブレイサーロード”は本当に人間なのか!?」

「あ、あんな事までできるなんて…………さ
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