暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜女神の一族”ブライト家”の力〜前篇
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姫神フェミリンス”の加護を受け、膨大な”神力”や退魔の効果を受けている棒の一撃は凄まじく、一撃を受けた敵は怯んだ!

「なっ!?」

「オイオイオイ……!たった一撃で怯むとかどんだけ凄いんだよ、エステルちゃんの一撃は!」

「確かあの幻獣はやたら固かったのに……!」

「……まあ、エステルさんの持っている棒に宿るフェミリンスさんの加護の効果のお蔭でしょうね……」

怯んだ様子の敵を見たロイドとランディは驚き、ノエルは信じられない表情をし、ティオは苦笑していた。

「エニグマ駆動!シルバーソーン!!」

「大地の怒りよ!今こそ降り注げ!メテオフォール!!」

その時ヨシュアとミントは敵の弱点属性のアーツや魔術を放ってさらにダメージを与え

「暗黒の炎よ!我が仇名す者を焼き尽くせ!滅界獄滅炎!!」

エステルも魔術を放って追撃した!



「あれが魔術……!」

「……噂通りアーツとは異なる魔法だな……」

「もしかしてエマもあんな事ができるの?エマって”魔女”の一族なんでしょう?」

エステルとミントの魔術攻撃を見たマキアスは驚き、ユーシスは目を細め、ある事に気付いたアリサはエマに尋ね

「い、いえ……あんな凄まじい威力の魔術、私にはできませんよ……」

尋ねられたエマは戸惑いの表情で答えた後複雑そうな表情でエステル達を見つめ

「あんなに魔術を大っぴらに使っている戦いを見ていると、永い間私達の隠していた事は何だったのと思ってしまうわ……」

「アハハ……」

呆れた表情で呟いたセリーヌの言葉を聞いて苦笑していた。

「―――――」

アーツや魔術による集中攻撃を受けた敵はエステル達に突撃したが、エステル達は軽やかに回避し

「ヨシュア、行くわよっ!」

「わかった、エステル!」

「「奥義!太極無双撃―――――ッ!!」」

エステルとヨシュアは協力技(コンビクラフト)を放って大ダメージを与えた!

「真竜の力、見せてあげるっ!」

その時エステルとヨシュアが攻撃している間に敵の背後に回ったミントはクラフト――――虚空蒼破斬を放った後、剣を掲げて敵の頭上に転移し

「時空奥義!時空大切断(エターナルブレイド)―――――――ッ!!」

敵の頭上から落下しながら敵を縦に豪快に空間ごと真っ二つに斬った!

「―――――――――――――!!」

すると敵の周囲に衝撃波の柱が舞い上がった後、真っ二つに斬られた敵は塵も残さず消滅した!

「あ、あんな巨大な魔獣を相手にたった3人で勝つなんて……!」

「フフ、あたしの予想以上に成長しているわね……」

幻獣を滅するエステル達の戦いを見ていたエリオットは信じられない表情をし、サラは口元に
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