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ヨハンだがこんな状況を覆す
イノベイド来いよ!ハリー!ハリーハリー!
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問に訝しんだが、答えた。

 「太陽光エネルギーシステムの恩恵を受けられなかったからよ。
 そして、私たちには取引できる材料がなかった」

 「そうね…。結果的に私たちは国家として負けていたのよ。
 そんな私たちが過去から学んで、改善案が無い状態で連邦と戦っても意味がないわ」

そんなマリナの冷酷ともとれる言葉にシーリンは怒る。

 「泣き寝入りしろというの!?私たちは故郷を奪われたのよ!」

 「シーリン、連邦を倒した後のビジョンは?同じ事をやっても又失敗するのがわかってるのよ?
 まずは国を取り戻したとして、どうアザディスタンを運営していくかを考えないと」

 「はぁっ、わかったわ。確かに一理あるわね…でもマリナ?具体的に国を取り戻す方法は?」

 「シーリン、正直に言えばアロウズにカタロンは勝てないわ。でもFFとCBにアロウズは勝てると思う?」

 「マリナ、あなた変わったわね」

シーリンは苦笑いをする。ちょっと黒くなったマリナに…

 「ヨハンさん達にあったからかしら」



―――――――――――――――――――――――――


 場所は変わり、地上から宇宙。 軌道ステーション基地

 「観測班からの報告によると、ソレスタルビーイングのスペースシップは、ラグランジュ3に向かった公算が大きい。
 フリーダムフレイムのシップも恐らく同様だろう。
 リント少佐は特命があるため、ガンダム追撃の指揮は、貴官に任せる」

 「はっ!」

 「補充兵等、増員して手配した。ジェジャン中佐の敵討ち…期待する」

グッドマンからの通信が終わると、マネキンは椅子に座り考えを纏めようとする。

 (なんと無能の多い事か…。リント少佐等、物量に任せた作戦しか行えない阿呆ではないか)
そんなイライラした気持ちの中、勝手に入ってきた馬鹿は叱られた。


 CBと一旦別れたFFは、衛星基地ゴヴニュに来ていた。

 「産まれ故郷にがいせ〜ん!」

 「ねね!僕たちの兄弟増えてるかな?」

 「あんま、うるさくするとビアン爺に怒られるよ〜」

ワイワイ、ウィーンウィーン言いながらタチハロは勝手に行ってしまった。

 「はぁ、まったく…」

 「私も先に行くぞヨハン」 「さぁ、ネーナちゃんマリーちゃん!ごはん出来てるわよ〜」

みんな好き勝手してるな、こりゃ。
そんな中、ビアン達から呼び出しを受けた。


 「ビアン、この新型機は?」

 (ワシ等はお主たちが地上で活動している間も、開発や機体データのフィードバックを見ていた。)

 「やはり、生の戦闘は違うのだろうな。恐らく、遠からずヨハンの成長に機体がカミ合わなくなろう」

 (それと、私とビ
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