GUNDAM13
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のだが。ホリーがそちらに居るのなら行きたいのだが…」
「セルゲイさんには『正常な軍人』の見極めを頼みます。恐らく後数年で大きく動くでしょう」
俺の言葉にセルゲイさんは目が鋭くなった。
恐らく、俺の言葉で戦争が始まると示唆している事に気が付いたのだろう。
「君たちも動くのかね?」
セルゲイの言葉にピーリスも軍人の顔になる。
「えぇ、時期はこちらで見ます。では戦場で会わない事を祈ります」
俺はそう告げてホリーさんと共に去る。
ホリーさんのためにも死んでもらっては困る。それに、今後を考えると彼の指導能力は必要だ
時期は冬。CBの介入開始まであと2年に迫っていた。
「ヨハン君…」
「この世を作るのは今の人間たち、世が狂っているならばそれを生み出したのも人間。
それに俺自身の心を偽りたくはない」
―――――――――――――――――――――――――
(ヨハン、どうやら私の知っている元素変換機が完成した様だ。余程特殊なものでなければ生成可能らしい)
今は使えないがEカーボンから取り換えを順次行おう。
それでグラハムの試作機について感想は来てるかビアン。
(あぁ、急発進による宇宙空間でのジャンプ。そしてチャフからフレアへの変更…どうやら我々にかなり期待しているようだな)
嬉しいもんじゃないか。機体操縦はどうだった。
(驚くべき事に直ぐに感覚を掴んだ様だな。今は徐々にセーフティを外している)
わかった。グラハムの操縦データは可変機にとても有効に使えるからね。
「リーサ、そろそろCBに接触をしようと思うんだが」
「……ヨハン、一応聞くわね。目的は?」
「直接会って話す事が必要だと思ってな、それに技術を少し支援をしようと思っている」
「…はぁ、わかったわ秘匿通信とイオリアさんに手伝ってもらうわ」
「任せた。俺は宇宙に上がる為に準備をしてくるメンバーにも教えなきゃだしな」
「アーガマはこれより宙に上がる。だがバレ無い様にする必要がある」
「(光学迷彩を使う。GNドライブは止めておくぞ、炉に火を入れろ!テスラ・ドライブ起動!)」
「アーガマ発進!」
リーサとビアンの指揮により母艦はゆるやかに海中から浮上し始める。
勿論全員で行くわけではなく、CBに縁があるものだけだ。
「GNリアクター、ゲンテイキドウ!」 「テスラ・ドライブ、キドウカクニン!」
「テキエイナシ!ハッシンシマス!」 「イクゾー!」 「「「オオー!!」」」
ハロ達の声が各ポイントで上がりアーガマは静かに宙に上がった。
「FFの奴らが来るらしいぞ」
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