夢物語を現実に
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事を忘れるな)」
その言葉が終わり皆錠剤を接種し、時間の差はあれどGN粒子を浴びた事があるメンバーだったのが理由か
一日の内に全員が進化を遂げていた。
進化したグラハムは格段に操縦が良くなっており、またニールは低下していた視力が回復し、喜んでいた。
だが、急に上がった能力に感覚がついていけず、暫く四苦八苦する事になった。
そして、女性陣は子供を作れるか心配だった様だが、子供は作れ、尚且つ不老という事はなく
どちらかと言うと、イノベイターのような進化した者になる可能性が高いという事をモレノから聞いていた。
技術者たちは頭を悩ませていた。
そう…グラハムの機体について……。
「こうして、改めて考えるとフラッグは機動力に優れている分」
「あぁ、脆い。だが我々は高出力の動力を持っている」
「(やはり、系統としてはワシの知識にあるバルキリー系統にする事になるのか)」
「(いや、可変型は良いが武装も身軽で削ってしまってはな)」
そう、問題は武装。元々魔改造フラッグは近接特化になってしまっていた。
ミサイルやライフルをもたない機体。まるで昔の戦車に突撃する日本兵だ。
「私見ですが、ライフル系統はネーナの機体のように、状況に対応する様な物がいいかと」
「(ふむ、今制作中の機体腕部に接着した形を目指すわけか)」
「成程、それならば可変を損なう事はないな」
現在彼らはニールのために、トールギスVのランチャーをモデルにした物を制作していた。
その技術を使い可変を維持する形になる。
「(ならば肩にバーニア部分をつけ、そこからチャフや実弾を発射するのはどうか)」
「それは面白い!それが可能になるならば何本かビームサーベルを所持できますね」
モデルとしてはZガンダム系を元に試行錯誤を重ねていった。
??? 「なんだ、この感覚……」
若い青年は身震いを起こしていた。
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