夢物語を現実に
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時は遡ってニールが加入した頃…
「それにしても、お前らの機体なんだよ。それを操縦するお前らもだけど」
ニールは決して機体操縦が下手な訳ではない。寧ろうまいと言える部類だ。
しかし、三兄弟らに勝てない。
「俺らは小せぇ頃に、兄貴に助けてもらった頃から生き残るためにやってたからな」
「そうねぇ〜。ビアン爺のお陰もあるけど…でも、ヨハ兄と同じ気持ちだし!」
「そうか…。それでお前らの機体はなんで化け物みてぇな代物なんだ?
普通は体がついて行かないだろう」
今の世の中、CBのガンダムが最も進んだ機体であると言えるだろう。
そんな機体を使う彼らでさえヴェーダのバックアップがあって漸くといった所だ。
「それに頼ってちゃ俺ら腕上がらねぇわけよ」
「そそ、あたしらはヴェーダのサポート有の奴にも勝てないとね!
あと凄い機体作れて使えませんはなんか癪だし」
「たまげたね、こりゃ。んでコツとかあるのか?」
「慣れだな」 「慣れね」
異口同音だった。
「……おいおい」
「経験とそれに慣れた体ってことだよ」
そう、人類はその環境に適応した体に代わっていく事ができる。
だからこそVRで様々な状況でのシュミレーション。そして、その挙動に慣れた体が必須という訳だ、
「ん〜、でもヨハ兄が言ってたけど。あたしらは普通の人たちより多少脳が優れてるって。
あとニールは、GN粒子を結構浴びてるから変化があるかも、って言ってたよ」
「成程、よっしゃハロ!VRで訓練だ」
「ワカッタ!ワカッタ!」
「乗せるのが美味いなニーナ」
「てへっ!」
―――――――――――――――――――
「そういやよ、俺らのいる拠点結構でかいよな」
「そうね、下手な基地より大きいかも」
新参者の三人は疑問をビアンに聞いていた。
「(我々の基地は宇宙と地球を合わせれば、3つになる。
一つは補給の役目と開発を司る。このゴヴニュ。
火星から木星にかけての、アステロイド・ベルトに紛れた資源採掘要塞アクシズ。
そして地上の無人島に見せかけた、海底基地ウルタリア。これらのお陰で、我々は大き目に作る事ができたのだ。)」
「あ〜、だからあんなに作業ロボとかが沢山いたんすね」
そう。リヒティが言ったように、頭部にHAROが乗ったボトムズのような物。小型リオンが様々な事をやっていたのだ。
勿論アクシズには、更に多い数がいるのだが。
「(うむ。我々に支援などない。必然の形だったわけだ…)」
「あれ?食べ物はどうしてるの。CBの時よりおいしいんだけど」
「(ゴヴニュとウ
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