第162話
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よ。」
「ええええええええええええっ!?エ、エステルさんの実の娘!?」
「……しかもセリカ殿の妻と仰ったが……」
サティアの答えを聞いたエリオットは驚き、ラウラはセリカに視線を向け
「フッ……――――エステル。一応聞いておきたいのだが俺も”ブライト家”の数に入れられているのか?」
視線を向けられたセリカは静かな笑みを浮かべた後エステルに尋ね
「当然じゃない!セリカは将来あたしの義理の息子になるんだからね!」
尋ねられたエステルは力強く頷いた。
「アハハハハハハハハッ!”神殺し”が人間の義理の息子って……考えただけでも笑いが止まらないわ!」
「フフ……でもセリカ様がエステルさんのご息女であるサティア様と結婚すれば、セリカ様はエステルさんにとって義理の息子になりますね。」
エステルの言葉を聞いたカーリアンは腹を抱えて笑い、エクリアは微笑み
「というか冗談抜きで今目の前にいる”ブライト家”が本気になればゼムリア大陸を滅ぼせると思うのですが。」
「確かにこんな出鱈目連中が揃っていたらなあ?」
ティオはジト目で呟き、ランディは疲れた表情で溜息を吐いた。
「……まあ、エステルの事だからそう言うだろうと思った。――――来い、ハイシェラ!」
「ハハハハハハハッ!”神殺し”と”姫神”に加えて”地の魔神”たる我の加護を受けられるとはなんと幸運な一族だの!」
セリカは苦笑しながら『魔剣ラクスハイシェラ』を構えた後ハイシェラを召喚し、召喚されたハイシェラは高笑いをしながら『創世の神剣』を構え
「フフ……―――勿論セリカ様の”使徒”である私達も存分に力を震わさせて頂きます。エステルさん―――いえ、ブライト家は私達―――セリカ様の”使徒”にとっては恩人なのですから。マリーニャ、シュリ、サリア、レシェンテ。――――それにエオリア。みんな、行くわよ。」
エクリアは微笑みながら答えた後『神剣フェミリンス』を構え
「はいはい、わかっているわよ。”影の国”以来ね、こんな大規模な戦闘は。」
「ま、”影の国”の時と比べたら楽勝じゃがの!」
マリーニャとレシェンテは口元に笑みを浮かべてそれぞれの武器を構え
「レシェンテ、油断しては駄目よ。」
シュリはレシェンテに警告をした後武器を構え
「サリア、一杯頑張るです〜!!」
「やれやれ……こんなとんでもないメンバーと一緒に戦うなんて気後れするけど……後輩に後れを取る訳にはいかないものね。」
サリアは無邪気な笑顔で答えた後武器を構え、エオリアは溜息を吐いた後不敵な笑みを浮かべて武器を構え
「当然、私とナベリウスも”ブライト家”に力を貸すよ、エステル。エステル……いえ、”ブライト家”がこの世に存在し
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