第162話
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の答えを聞いたアリサやユーシスは信じられない表情をし、ミリアムは表情を引き攣らせ、フィーは静かに呟き、サラは驚きの表情でエステルを見つめていた。
「やれやれ……相変わらず滅茶苦茶な事ばかり提案するな、エステルは……」
「フフ、そこがお母さんのいいところじゃない。」
「それでこそママだもんね!」
ヨシュアは呆れた表情で呟きながら『干将・莫耶』を構え、ヨシュアの言葉を聞いたサティアは微笑みながら『天秤の十字架』を構え、ミントは嬉しそうな表情で『エターナルソード』を構え
「だ〜か〜ら〜!その”お母さん”って言うのは止めてって何度も言ってるでしょう!?」
サティアの言葉を聞いたエステルはサティアを睨んで言ったが
「お母さんったら、酷いわ……どうして私ばかり……ミント姉さんに母扱いされても怒らないのに……私だとどうして怒るの?」
「う”……サティアさん、性格が変わりすぎじゃない!?何時の間にそんな図太い性格になったのよ!?」
悲しそうな表情をしているサティアの言葉を聞いて唸った後ジト目でサティアを睨んだ。
「誰のせいで変わったと思っているのよ……」
(クク、我は以前より今の性格の方がいいと思うがな。)
エステルの言葉を聞いたパズモは呆れた表情で溜息を吐き、サエラブは口元に笑みを浮かべ
「アハハ……エステルさん、大目に見てあげたらどうですか?サティア様にとっては2度と会えないはずの大好きな母親に会えたのですから。」
「そうね……それにサティアが今まで悲しい運命を生きてきたのはエステルも知っているんでしょう?呼び方ぐらいは許してあげなさいよ。」
テトリとニルは苦笑しながらエステルを見つめ
「う”……その話を持ち出すのは卑怯じゃない…………ハア……もうあたしの負けよ……これからは好きに呼んでいいわよ……」
二人の話を聞いたエステルは唸った後疲れた表情で溜息を吐いた。
「フフ……ありがとう、お母さん。」
エステルの答えを聞いたサティアは微笑み
「エ、エステルちゃんが根負けするなんて……」
「……さすがはエステルさんの血の繋がった娘……」
「ハハ、ブライト家の女性は色々な意味で本当に強い人ばかりですから……」
ケビンは表情を引き攣らせ、リースは静かな表情で呟き、ヨシュアは苦笑していた。
「なっ!?」
「お、”お母さん”ってまさか……!」
サティア達の会話を聞いていたマキアスは驚き、アリサは信じられない表情でエステルを見つめ
「フフ……そう言えば最後まで名乗るのを忘れていたわね。―――――サティア・ブライト・シルフィル。お母さん――――エステルの実の娘で……今はセリカの”第七使徒”にして妻
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