第160話
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
いする事ができるとは……とても光栄です…………風よ……この導きに感謝を…………」
ガイウスはその場で祈り
「し、しかも”ブライト”って名乗ったけど……」
「そ、それに……そちらの白い翼の女性と容姿がよく似ていますけど……まさか姉妹か……親娘なのですか……?」
アリサは信じられない表情でエステルに視線を向け、エマはフィーナに視線を向けた後尋ねた。そしてエステル達はエイドスやアドル達、ナユタ達との関係を説明した。
「ブライト家が”空の女神”の一族だとっ!?」
「し、しかもあの”赤髪の冒険家の冒険日誌”が実話で”空の女神”の父親だなんて……!」
「という事はあのおとぎ話は実話だったの!?」
「……まさかカシウス卿が”空の女神”の血を引いているとは……」
「こ、これはさすがにあたしも度肝を抜かれたわ…………まさかエステルやカシウスさんが”空の女神”の子孫だなんて…………」
説明を聞き終えたユーシスは驚きの表情で声を上げ、エリオットとアリサ、ヴィクターは信じられない表情をし、サラは表情を引き攣らせ
「そ、それに”空の女神”のご両親どころか先祖までいるって……一体どうなっているんですか……!?」
エマはナユタ達に信じられない表情で視線を向けて言った。
「う、う〜ん……毎回僕達の事を知るたびにみんな、驚くね……」
「フフ、信仰している女神の一族なのだから無理ないわ。」
「”神の民”とも言われている”ミトスの民”の一族なんだから当然なの!」
アリサ達の反応を見たナユタは苦笑し、クレハは微笑み、ノイは胸を張り
「一体アドルさんはどんな日誌を遺したのでしょうね?」
「皆さんの話から察するとアドルさんが遺した日誌を元にした本は普通に売られているみたいですから、いっそ買って読んでみたらどうですか?」
「う、う〜ん……で、でもそれをしてしまったら今後の冒険の楽しみが一気に薄れるし……」
微笑みながら言ったエレナとフィーナの言葉を聞いたアドルは苦笑し
「やれやれ……女神よ、少しは誤魔化すという事を考えた事はないのか?」
「フフ、今回の件が終われば自分の時代に帰るのですから別に私は気にしませんよ。」
ツァイトは呆れた表情で溜息を吐き、エイドスは微笑みながら答えた。
「え……」
「ね、ねえ……今、その狼……喋らなかった?」
ツァイトの言葉を聞いたアリサは呆け、ミリアムは驚きの表情で尋ね
「まあ私が人の言葉を理解している事程度、女神が今この場にいる事と比べれば大した事はないと思うが。」
「いや、そんな問題じゃないから。」
尋ねられたツァイトは答え、ロイドは呆れた表情
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ