第159話
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「最っ低!婚約までしている癖に他の女性とも付き合っている挙句、さらに多くの女性達から好意を向けられているなんて…………!」
「何てふしだらな男だ!情報を見て一体どんな凄い男かと思っていたが……まさかこんな男だったなんて!?失望したぞ!」
「というか他の人達はよく喧嘩をしないよね………?」
「むしろ仲が良いように見えるな…………」
アリサは蔑みの表情でロイドを睨み、マキアスは怒りの表情で声を上げ、エリオットは不安そうな表情で呟き、ガイウスは静かな表情でエリィ達を見回し
「アハハハハハハハハッ!こりゃ傑作だわ!まさか特務支援課のリーダーがこんなとんでもない女タラシだったなんて!?しかもあの”銀”を惚れさせて自分の戦力にするなんて!さすがはあの”黄金の戦王”直属の部下だけはあるわねえ!?」
サラは腹を抱えて大声で笑い
「ロイド君の株がどんどんと落ちているな〜。」
「当然の結果。」
ケビンは苦笑し、リースはジト目でロイドを見つめて言った。
「ちょっ!?ランディ、ワジ!今の話のせいで俺の人物像が思いっきり誤解されているじゃないか!?」
サラ達の様子を見たロイドは驚いた後ランディとワジを睨んだ。
「うるせえ!俺はこれ以上被害者が増えないように新顔の連中にお前の危険性を教えてやっただけだ!」
「アハハ……確かに今でもとんでもない状況ですものね。」
ランディは悔しそうな表情でロイドを睨み、ノエルは苦笑し
「誤解も何も僕達の話に嘘はなかったけど?」
「フフ、確かに嘘はなかったわね。」
「だってロイドだもんね♪」
「セシル姉とキーアまで!?」
口元に笑みを浮かべて呟いたワジの言葉に微笑みながら頷いたセシルとキーアの言葉を聞いたロイドは慌て
(……今の内に兄様の危険性も教えておいた方がいいのかしら?)
(何でそこで俺を見るんだよ、エリゼ……)
ジト目のエリゼに視線を向けられたリィンは疲れた表情をし
(昔は別に気にしていなかったけど、今は結構嫉妬するのよね、セリカの女殺しな所…………)
(本当にあの性格は何とかしてほしいですよね……)
(全くですよ。しかも本人に自覚がない所が余計に性質が悪いんですよね……)
(ヨシュアも結構似た所があるわよね?)
(アハハ……確かにクローゼさんやジョゼットさんから好意を寄せられているものね……)
(こういう人達って心を奪われた女の子達の気持ちが全然わかんないから腹が立つのよね……)
(全くなの!ライラもそうだけどクレハ様がどれだけ辛い思いをしていたのか思い知って欲しいの!)
さらにサティア、フィーナ、エレナ、エステル、クレハはそれぞれセリカ、アドル、ヨシュ
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