第158話
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を抱えていたし、エレボニア帝国内で落ちた遊撃士協会の権威を復活させるために君達が来たんじゃないかって警戒していたぐらいだよ?」
「へえ?さすがにメンフィルの後ろ盾があるその娘達には対処できなかったようね♪」
エステルの説明を聞いたミリアムは不思議そうな表情で尋ね、ミリアムの言葉を聞いたサラは口元をニヤリとさせ
「あれは向こうが悪いのよ!『平民風情が出しゃばるな』って言って、あたし達の仕事の邪魔をしようとしたんだから!身分には身分をって奴よ!」
尋ねられたエステルは怒りの表情で答え
「いや、そんな諺絶対にないから。」
「……自らの欲望の為に民達を蔑ろにする愚か者達には当然の裁きですわ。殺さなかっただけありがたいと思って欲しいぐらいです。」
ヨシュアは呆れた表情で指摘し、フェミリンスは静かな表情で呟いた。
「特に”四大名門”の当主さん達だっけ?ホント、あたし達が出会った”四大名門”の当主さん達は最低な人達ばっかりだったわ!」
「ええっ!?」
「し、”四大名門”の当主にまで会っているなんて……」
頬を膨らませて話したエステルの説明を聞いたエリオットは驚き、アリサは表情を引き攣らせ
「確かミント達はえ〜と……アルバレア公爵さんとカイエン公爵さんに会った事があるんだ。」
「何だと!?」
「よ、よりにもよって”四大名門”の中でも強弁派の……」
「よく無事でいられましたね………」
ミントの説明を聞いたユーシスは声を上げ、マキアスとエマは信じられない表情をし
「領邦軍の兵とか差し向けられなかったの?」
フィーは不思議そうな表情で尋ねた。
「勿論、差し向けられたわよ。まあ、その時はパズモ達と一緒に大暴れして、兵士さん達はみんな無力化して公爵さん達にお仕置き代わりにあたしの棒で一発キツイのを入れてブッ飛ばしてあげたけどね♪」
「……戦車を差し向けられた時もありましたが完膚なきまでに破壊してあげましたわ。」
「あの時の兵士さん達や公爵さんの顔が面白いように強張っていたよね〜。」
「なあっ!?」
「な、生身で戦車を破壊するって…………」
「凄いな……まるで教官達みたいじゃないか……」
「エ、エステルさん!?貴族の……それも”四大名門”の当主にそんな事をしたらどうなるかわかっているんですか……!?」
そして笑顔で答えたエステルと静かな表情で答えたフェミリンス、苦笑しながら言ったミントの言葉を聞いたユーシスは口を大きく開けて声を上げ、エリオットは表情を引き攣らせ、ガイウスは目を丸くし、エリィは信じられない表情で尋ねた。
「ん?あんまりしつこくあたし達の事を狙ってきたら今度はリウイ達に相談するって言ったら顔を青褪めさせて
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