第158話
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「なっ!?」
「あ、あんですって〜!?」
「”西風の旅団”だと!?」
「何でそんな人が学校に通っているの〜!?」
ランディの説明を聞いたロイドとエステル、ダドリーは驚きの表情で声を上げ、ミントは混乱し
「君がかの”西風の妖精”か…………」
ヨシュアは真剣な表情でフィーを見つめた。
「何でそこにいるはこっちの台詞。”闘神の息子”が”赤い星座”を抜けて、クロスベル警察にいる方が不思議なくらい。」
その時フィーは静かな表情で呟いてランディを見つめ
「その名前は止めろっつーの。ヘドが出るほど大嫌いなんだからな。………ったく、”キリングベア”に続いて”西風の妖精”にまで会うとかどんな縁だよ……」
ランディは目を細めて答えた後疲れた表情で溜息を吐いた。
「”キリングベア”……?―――あ。ガルシアは随分前にルバーチェに引き抜かれたんだっけ。」
ランディの言葉を聞いたフィーは首を傾げた後静かな表情で呟き
「ああ……ま、今はルバーチェは崩壊して拘置所の中にいるがな。」
「そう……あのガルシアが大人しく捕まるとは思えないけど…………やっぱりガルシアを無力化したのは貴方?」
ランディの説明を聞いて頷いた後尋ねた。
「まあな……あん時はヨアヒムの野郎が創ったクスリでとんでもなく強くなっていたから無力化するのに苦労したぜ……」
「なるほどね…………さすがはあの”赤き死神”ね。”グノーシス”で強化された”キリングベア”を無力化できるなんて……」
疲れた表情で答えたランディの話を聞いたサラは真剣な表情でランディを見つめた。
「…………今の私は貴方が”赤い星座”を抜けてクロスベル警察にいるように、猟兵じゃなくZ組の生徒。それだけは覚えておいて。」
そしてフィーは静かな表情で呟き
「フィーちゃん……」
フィーの答えを聞いたエマは微笑み
「……………………」
ランディは複雑そうな表情で黙り込んでいた。
「――――ラウラ・S・アルゼイド。父ヴィクターの娘であり、”アルゼイド流”の剣士の一人だ。まだまだ未熟な剣だが、足は引っ張らないように全力を持ってそなた達に協力する。よろしく頼む。」
「”光の剣匠”の……!」
「……さすがはアルゼイド子爵のご息女だけあって、佇まいが他の生徒の方達とは明らかに違いますね……」
ラウラが名乗るとリィンは驚き、エリゼは真剣な表情でラウラを見つめ
「フッ……そなた達こそ只者ではあるまい。リィンとエリゼと言ったか……見た所二人とも剣を帯剣しているが流派はどこなのだ?」
見つめられたラウラは静かな笑みを浮かべた後興味深そうな表情でリィンとエリゼを見つめ
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