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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第156話
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すね。」

「あの光は一体何なのかしら……?」

「なんつーか……導力ネットの概念イメージみたいだな。」

リーシャとセシル、ヨナは考え込み

「うーん、それにしてもシャッターチャンスばかりだわ!」

グレイスは嬉しそうな表情で写真を撮りまくっていた。

「――――ここより先は、重力の歪みが発生しているため、メルカバを進められないようだ。後から来るカレイジャスも同じ状況だろう。ここからは徒歩で行くより道は無かろう。」

「やれやれ、面倒だね……まあ、外にだったらメルカバで離脱もできそうだ。いざとなったら”大樹”の外に出る事もできると思うよ?」

「そうか………わかった。」

アッバスの話を聞いたワジは溜息を吐いた後ロイドに言った。



「うわ〜……凄い景色だわ!」

「”リベル=アーク”とはまた別の凄さだね!」

「”幻影城”とはまた違った神秘的な場所ね………」

「さすがは”至宝”の力だな……」

「かつて私が貴女達に敗れたように……”人”の力は時にとてつもない力を出しますね……まあ、野望の為に使われようとしているのは悲しい事ですが。」

その時メルカバ伍号機が崖に隣接し、甲板からエステル、ミント、サティア、ヨシュア、フェミリンスが現れ

「やれやれ…………クロイス家も”白面”みたいにとんでもない事をしてくれたな……」

「うん…………絶対にクロイス家の野望を阻止しないと……!」

続いてケビンとリースが現れ

「凄く高い大樹ですね……バレスタイン城すら比べものにならないですね……」

「ああ……僕が知る限りの高い建物よりも遥かに高いな………」

「まさか大樹の中にこれほどの空間が広がっているなんて予想外です……」

「……”幻の至宝”を再現したいが為に”幻の至宝”をも超える”至宝”を創りだすなんて……この”至宝”をもっと別の方向に使えば人々の為になったというのに…………」

さらにエレナ、アドル、フィーナ、エイドスが現れ

「凄い高い大樹だな……ひょっとしたら”ヘリオグラード”をも超えているんじゃないかな?ねえノイ、”ギアドライブ”で登れるかな?」

「さ、さすがに無理なの〜!登り切る前に私の体力が尽きてしまうの〜!」

「それ以前に”ギアドライブ”で登れるのは貴方達だけじゃない……」

そしてナユタ、ノイ、クレハが現れた。

「エステル……また力を貸してもらう事になったな。」

「よろしくお願いします。エステルさん達はあの”異変”時に現れたという浮遊都市を攻略したのですから期待しています。」

「アハハ。そんなに期待してもらっても困るわよ〜。あの時だってあたし達だけじゃなくオリビエやクローゼ達……みんなの力を借りて解決できたんだ
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