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銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第百五十六話 シミュレーションと実戦
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官が注意しなくてはならない事は勝敗に関わり無く部下を無駄死にさせないことだ」
「はっ」
「卿は運が良い。司令長官ほど部下を大事にする指揮官を私は知らない。傍にいてよく学ぶ事だ。そうすれば少なくとも戦争と戦闘の区別のつかない戦術馬鹿にはなるまい」
「はっ。肝に銘じます」
そう、肝に銘じよう。今だから分かる。司令長官は俺たちのためにあのシミュレーションをしてくれたのだ。そして勝ったにもかかわらず、実戦では使用しないと教えてくれた。俺達がいつの間にか勝敗に拘る戦術馬鹿になってしまうことを心配してくれたのだろう。
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