フラッグファイターはスピード命
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我々はまず、ユニオンにいるビリーとグラハムに接触することにした。
ビリー宛にメッセージを送り、彼の自宅に行くことにした。
メンバーは俺、リーサ、エイフ爺。勿論近くには万が一に備え海中に艦を待機させている。
「久しぶりにユニオンの地を踏んだが、変わらんものだな」
「きっと貴方の弟子は成長していると思いますよ」
そんな俺の言葉に、だと良いがなとそっけなくエイフ爺は返した。
「それにしても危険なのに先生を連れてきて大丈夫なの?」
「寧ろ必要だろう。目に見える事が大切なんだ」
さぁ、小さくしかし大事な会談の始まりだ。
―――――――――――――――
ビリー宅にお邪魔した俺は、所属を明らかにした。
「どうも、メッセージの主ヨハンです。」
「これはどうも、ビリーだ。それで何の用件かな?」
警戒濃厚といった所かな。
俺はエイフ爺に合図し、爺は変装を解いた。
「っは!教授!どうして生きて!」 「プロフェッサー!」
「ここの彼に救われてな。それと過去の彼らがやって来た理由も説明しよう」
そこからはまず、リーサがCB所属だった事。そしてCBを操ろうとする者たち。
その黒幕の者たちが自身の命を狙ってきた事。
理由はCBの真の目的にたどり着いたため、とも説明した。
勿論ビリーはリーサの事について怒りをあらわにしていたが、爺に一喝されて逆に説教をくらっていた。
横で聞いていたグラハムも額に手を当てて、まったく…といった表情だ。
「成程、君が恩人なのはわかった。だが聞きたい、何故それを君は察知でき行動できる。」
グラハムが至極当然の疑問を口にする。
「私は過去の大戦の時に、疑似GNドライヴを提供した者たちにより生み出された者だからです。
そして科学者、技術者の相次ぐ死去。材料さえ揃えば簡単です」
「嘘は言っていない。だが真実も言っていないな」
「さすがです。ですが今お応えできるのはここまでです」
「承知した」
さすがエースだな、頭のキレも良い。
「しかし、その黒幕が今もまだ軍上層部にいるという事は…」
「あぁ、ワシは戻れん。まぁ戻る気もないがな」
「我々が今日ここに来たのは、情報を伝えるため。もう一つは助言です」
無言の催促。
「恐らく、何年後かにCBは活動を再開するでしょう。その時お二人に軍から声がかかるのは明白。
そして、この話を聞いた時点で黒幕には接触した時にバレてしまう。なので我々の組織に加入していただきたい」
「僕は構わないが、彼はガンダムとの決着を望んでいる、見て分かる通りね」
「その通り、私はあの時
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