美人は世の宝、しかし甘やかす事なかれ
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けだ。)
戻って、バー個室。
「…貴方たちはどうして戦う事を選んだの?」
CBを離脱した彼女は問わずにはいられない。
「自分のためです。勿論、兄弟たちを助けたい。それもありますが、結局それも自分が助けたいからです」
クジョウには彼が何物にも縛られない、大きな翼を持つ鳥。不思議にもそう見えた。
結局クジョウは酔いつぶれて、ヨハンにおぶられFFに行くのだが…その時、酔っぱらっていたのかは定かではない。
―――――――――――――――
朝、目覚めると。自室のベッドで寝ていたが隣に動く物体があった。
ビアン、俺一人で寝たはずだよな。
(知らん。儂はイオリア達と人生ゲームをやってたのでな)
いや、なにしてんだよ!…ってそうじゃない。まさか俺が意識のない間になんてのはさけたい。
俺は意を決し布団をめくった。中にはやはりクジョウさん。
…いや大丈夫だ。服を着てるし聞いてみよう。
「クジョウさん、起きてください」
ゆすり起こし、寝ぼけ眼ながら俺を認識したクジョウさんは
「おはよう、ヨハン。いい匂いだったわ」
「いや、クジョウさん何言ってるんですか」
「もう、リーサってこれからは呼んで。それと暫くお世話になるわ」
(ビアン、わけがわからないんだが)
(恐らく何か思うところがあったのだろう。色々とな)
「あー…、リーサ?何がどうなって…」
「惚れたってこと。優しくしてくれたり、温かみがあったりね///」
「(ようやく、ヨハンに彼女ができおったわ)」
「(めでたいな、肉体があれば酒を飲むのだが)」
「ワシもほっとしておる。クジョウ君がようやく落ち着くのだからな」
「(うむ、ロボ達にも報告をしておこう)」
「(既に伝達を終えた。盛んにデータのやり取りが行われている)」
「よくやった!やはり人生こうでなくてわな」
爺達は孫が早くできないか待つ老人の様だった。
―――――――――――――――――
俺がリーサと関係を持ち。夜を共に過ごした次の日、俺の体について驚くべき事が発覚した。
腰が疲労困憊のリーサがモレノさんに聞いた所、診断結果がでた。
「わかったことだが、ヨハン…君は常人より脳や体細胞が活発に働くため、簡潔に言えば絶倫だとわかった」
「モレノさん、それだけではないですよね?」
リーサの問に
「あぁ、定期的なガス抜きの必要があるという事だ。まったく興味深い事例だ」
OH…、リーサ一人では耐えきれないという事を暗に意味していた。
今までは、経験がない事と抑えられていた物
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