結果が同じでも過程が大切
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ヨハ兄まっかせて!」 「お洋服をみたいわね〜」
「ミハエル、地上はどうする」
「資源の補給も必要だしな〜、一段落したら降りて隠れようぜ兄貴」
「わかった。皆に伝えといてくれ」
――――――――――――――――
地球に戻り、拠点では中々の資材と益々増えた拠点規模を見て、皆驚く事になった。
働いていたロボが誇らしげに見えたのは気のせいだろうか…
そして何回かの失敗をへて、漸く完成品ができた。
「(まず、ワシも驚いたのだが…プラズマ・ジェネレーターが太陽炉と相互反応を起こすとは)」
「相互反応により炉心が臨界まで回り高出力を出し、さらに高まった出力により生成速度と量が増えていたなど…」
「(私たちはこれをGNリアクターと名付けた。ただ一旦停止させると、復帰には暫くかかる性質がある)」
成程、だから過剰生成が起きたり爆発してしまったのか。
「人体への影響や、副次効果があったりするんだろうか…」
「(我々の予想では、恐らくGN粒子による人体の障害は良くなる方向で働くだろうと考えている)」
「それと、イオリアが言っていたGNリアクターだが。お前のガルダには二つ搭載せざる終えないだろう」
もしや…
「大型バインダーやファンネルか?」
「(そうだ、武装の事などを考えるとやはり一つでは厳しいだろう)」
しょうがないか、エネルギーはバカみたいに消費する機体だからな。
「ビアンから見て、現状このGNリアクターを積み込んで問題ないのは」
「(お前たち兄弟は大丈夫だろう。それにと母艦もな、ただし他は今は意味がないだろう)」
「仕方のない事ではあるがな」
「(如何に優れた物を持っていても使いこなせなければな…)」
ホリーさんやニールは仕方ない部分もあるか。
今後に期待かな……。
「(ヨハン、外部から連絡だ)」
「相手は?」
「(リーサ・クジョウだ)」
ようやく来たか。
「わかった。繋いでくれ」
用件はやはり、ニールやリヒティ達の事。
そしてどこで会うかの予定場所だった。
「で、会いに行くんだが……これはなんだ」
そう今俺はまるで着せ替え人形のような状態になっている。
「ヨハ兄!だって昔の侍みたいな恰好で行こうとするんだもん!」
「別にいいだろう。カッコイイし余裕のある服がいいんだ」
「今時そんな恰好の子はいないわよ?ヨハン君」
ホリーさん…みんなピッチリな服を着てるのか俺はやだな。
「こいつもこいつでやっぱどっか変だな…」
「兄貴、取りあえず上にこれ
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