結果が同じでも過程が大切
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「まず、ニール。君の仕事は大きく分けて二通りの道がある。
片目の弱さを上回る機体操作等を身に着けて再び機体に乗る。
これは、我々の設備を使う。勿論、どうなるかは君次第だ。
もう一つは母艦の砲撃手。固定された艦の砲台ではなく
甲板上で護衛に専念してもらう形だ。…どれにする」
「望みがあんなら、機体に乗りたいね。
そう言えば、ヨハン。あんたあった時から眼帯してるけど、そいつは…」
「あぁ、これはまぁ見れば早い」
そう言い俺は左目の眼帯を取る。
「な、お前…その目は……」
そう、ヨハンの左目は薄い赤色。しかし、虹彩が普通と違う形をしていた。
「あぁ見えていない。だが俺はそのハンデ以上に物が良く見えたり、感覚が鋭敏でね。問題はない」
「それで、あんな動きしてんのかよ。化け物だぜ、あんた」
そう、ニールが言っているのはVRでの戦闘記録。彼にその中の一戦を見せたが軽く落ち込んでいた。
「さて、パイロットの方がいいという事だが…。
やはり狙撃の方がいいかい?」
「あぁ、作れんのか?」
「問題ない。あるとすれば機体の性能にニールが付いてこれるかだ」
「上等!!やるぜハロ」 「リョウカイ!リョウカイ!」
―――――――――――――――――――――
開発ラボ、イオリアの爺さんの本体も内蔵されているデータ統括端末が置かれている部屋で会議を行っていた。
「まさか、爺さんまで居るとはな…驚いたぜ」
「まぁまぁニール兄さん」
「エイミー、なんで隣の奴に抱き着いてやがる。俺は認めねぇからな!」
ついにばれたかミハエル。……ガンバレ
「(オホン…!さて、話を始めようと思う。まず我々開発チームの試作型だが…エイフマン)」
「実験にリオンシリーズを使い、宇宙空間で起動を試したのだが。予想速度を超えてな、爆発しおったわ」
「(データ自体は取れたので、半分は成功と言えるだろう。それに、新たな発見もあった問題はないだろう)」
俺も驚いた。可能とする粒子生成量の多さにだ。そして粒子の色に。
「そう言えば、これだけの物を何に使うんすか?」
「どこまで行けるかの探求だよ」
「でも、それって…」
「過剰な戦力を有すると問題がでる。勿論その点は知っている」
「だが戦いで相手が強くて問題がある、等いってられないだろう?つまりそういう事だ」
「(備えあれば憂いなし)」
「(我々は作りたいだけだがな、基本)」
そこは黙っとこうイオリアの爺さん。
俺は話を進めて誤魔化すことにした。
「あと、女性陣には物資やその他諸々を頼もうかと」
「
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