GUNDAM02
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ホリーさんを救出した我々は日本の小笠原諸島近くの海域に建設した海底基地に戻っていた。
「ようやく、ここまで来たねビアン」
(そうだな、拠点制作にここまで苦労するとはな…ネットワークを独自に開発し、そこから様々な物も蓄える必要があったからな)
「そうだね、僕たちは大規模に電力供給はできないからね…必然、エネルギーの観点で核が必要だしね)
(プラズマ・ジェネレーターの制作・小型リオンシリーズ・TCM・テスラ・ドライブ、上げればキリがない程に作り上げたな)
「本当にビアン様様さ」
苦笑しながら言う俺にビアンも同じ様な反応で
(お前たちも成長したからこそ、だろうな)
「命がかかってるからね。
母艦は作ったし、そろそろ…」
(待ちわびた、機体作成段階だな)
背後に宇宙航行すら可能とする母艦。
アーガマを背にして中に戻った。
「兄貴〜これからは機体制作だろ?俺ら今まで体鍛えたり、シュミレーションとか機械弄りはやったけど、どうすんの?」
「食料とかはあるけど金属とかは少なくなってるよヨハ兄?」
「あぁ、予定より結構消費したからなしょうがないさ。
ただ今後は宇宙に出ないとだな。実験も地球じゃそろそろ厳しくなってきたしな」
さすがに機体を実験せず戦闘に使ったり実機での訓練無しはきついからな。
それに鉱物とか諸々地球だと補給しずらいしな…
「そっかー、まぁ隠れたり・逃げたりは十八番だしな俺ら」
「あたしは食べ物が心配だな〜。美味しくないご飯は勘弁って感じ」
ネーナも年頃だからな。
「(心配するな、あちらでもおいしい物が食えるように色々持っていくつもりだ)」
勝手に出てくるなよビアン!
「あ!ビア爺さっすが!」
いや…ビアン親バカすぎるぞ本当。
ほら見ろミハエルの顔を。
ミハエルを確認したビアンは昇○拳を発動!ミハエルは気絶した!!
そして何事もなかったようにネーナに「どんな機体がいいかい?」なんて聞いている。
「んん!!話を戻そう、あと一人メンバーが増えたら宇宙に上がるつもりだ。
その頃には疑似太陽炉を何個か作ってアーガマに乗せる事が出来るだろう。
それまでに買いたい物はこっそり買っておくぞ!!」
「「おー!!」」
(日本酒は必須じゃな、いい機会だ日本に今度いくぞ)
了解、了解〜
――――――――――――――――――――――――
ホリー視点
戦場にいたはずの私は目を覚ますと、カプセルのような物に入れられていた。
目の前には、まだ幼い子供が二人と青年がいた。
「あの…ここはどこかしら?…
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