GUNDAM02
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…私は戦場で死んだと思ったのだけれど」
目の前の青年に問いかけると色々な事を教えてくれた。
まず、私は瀕死の状態であった所を彼が助けて治療してくれたこと。
彼らは随分前から三人と一人?である、クローンの様な形で生み出されそんな状況から逃げ出した事。
それゆえ、隠れて活動をしており、私は暫く、夫達と会えないだろう事を理由も含めて話してくれた。
今後の事も聞いた上で私が思ったのは、彼らには親がいない。
ならば、せめて私が彼らを心の面で支えよう…何故だかそう思った。
…けして、ネーナちゃんが可愛くて娘だったらこんなかしら〜、なんて思ったからじゃないのよ!
暫くして加入?したエイミーちゃんも可愛いわ!着せ替えとか楽しみだわ。
――――――――――――――――――――――――
宇宙に行き、忙しいながらもどこか精神的余裕を持てるようになった頃。
兄弟二人とエイミーちゃんがアニメを見ている頃、ホリーさんに聞かれたことがある。
「軍のあり方、そして世界がどうあるべきか…か」
「えぇ、どう思うかしら?」
「そうですね…、俺は軍とは国民を守りそして、国家を正しく導く安全組織であるべき…そう思う。
軍人もそうだが、一人一人が平和とはなにか…どうあるべきか、それを考える必要性がある。
政治と軍事が交わってはいけないというのは、安全組織という側面が消えるからだ。
人間は基本的には愚かな生き物だ、間違いを犯してから出ないと本当の意味で理解しない。
だが、だからこそ人の命を愚かながらも背追わなければならない。
そして、世界は根っこが変わらなければどうにもならないさ…今はまだ……な」
「よく、考えているのね…」
悲しげに言うホリーさんは何か思うところがあったのだろう。
「まぁ、俺達兄弟が正にその間違いで産まれた。愚かな欲望でな…だからこそ見せつけるのさ、ざまぁ見ろってね」
「くすっ…。えぇ…ぜひ特等席で見せてもらうわ」
自室に戻った俺は日本酒を飲みながら、先ほどの事を振り返っていた。
「少し、熱くなったか…」
(それが人間というものだ。私もそのような時があったものだ)
「それを聞くと安心するな…」
(それと、恐らくホリー嬢は機体を欲しているな…特等席とはそういう事だ。
…日本酒、私の分も残しとけよヨハン)
「あぁ、そろそろ眠るさ…任せた」
「(ミハエルは近接型…ネーナは支援とそれぞれ要望を聞いたが)」
ヨハンにサービスで与えられた、記憶の共有と分け与える能力を使っていろんな機体を見たが…
まさか、デスサイ
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