暁 〜小説投稿サイト〜
提督していない提督による騒がしい日常
大佐が釣りをすると何かおかしい中編
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たんです」
「ガ〇ダム作ってどうすんだよ」
「コンパクトにして艦載機として蒼龍あたりに搭載させます」
そんなことしたらどうなんだよ
「乗れるなら乗ってみたいけど、艦載機の案は却下だ」
「じゃあ、設定と同じ大きさにして実際に操縦できればいいんですよね?」
「それなら鎮守府から外に出ないなら許そう」
「「やったぁ!!」」
それは許そう、ラスボスにバレなきゃな
乗ってみたかったし完成が楽しみだ
「おっと、本題を忘れてた」
「「本題?」」
「駆逐イ級の装甲を容易くぶった切れるような変態的な包丁を作ってくれ、依頼人は俺だ」
「イ級の装甲を切れる包丁か...」
「なかなか難しいことを言いますね」
じゃああれで釣ろう
「そうか、無理か、成功すれば資材が安定してる間、毎週資材を渡そうかと思ったんだけどな」
「「その話、本当ですか?」」
「お、おう、安定してる間だけどな」
まあ、ガ〇ダム作るって言いはじめたときからいくらか渡そうとは考えてたんだけどな
「じゃあ、その包丁作り、お受けします!!」
「ほかに何かありますか?例えば...」
「いや、特にはないかな、強いて言えば、見た目だけは普通の包丁にしてほしいくらいだ」
「でも多分30分くらいでできるよ」
「相変わらず早いのな」
「時間は有限ですから」
「そうだな」
俺は苦笑いしながら言った
だってよ飛龍、サボったからこうなるんだ
「んじゃあ頼んだよ、抜群の切れ味を頼む」
「任せてください!!」
「またあとでねー」
2人の声を聞きながら振り返らずに手を振った
「さて、もう1回飛龍のところ行かねばな」
いつまで駆逐イ級もってんだろ...
自分の行動に疑問を持ちながら執務室へ向かった
執務室
俺はノックをせずにドアを開けた
「おっす、進んでるか?」
「まあね、そろそろ終わりそうだよ」
「いや、あまり進んでねぇよな」
「失敬な!これでも30くらいはやったはずだよ!」
「あと見た目からして130くらいは残ってそうなんだが」
「まだあるのぉ...?」
「ねぇ、飛龍ちゃん、がんばって終わらせてよ...私の休日ないよ...」
「まあまあ、蒼龍もそんな硬いこと言わないで、同じ二航戦でしょ?」
「その二航戦がサボってこんなことになってるですけどね」
「けんかはすんなよ二人共」
「「さすがにそこまではしないよ」」
ですよねー
「蒼龍、仕事代わるから休日満喫してこい」
「それはちょっとわるいですよぉ」
「いや、いいから、もとはこいつが悪いんだし俺が見とくよ」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
「あっ、抜け駆けはよせー!!」
「バイバイ飛龍ちゃん頑張ってねぇー」
蒼龍が軽く煽りを入れて部屋を出ていった
「ゆ、許せん...あとでこちょこちょの刑だ..
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