第154話
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プリネ姫から”特務支援課”や彼らの協力者―――貴女達の情報はある程度貰っているからね。その時に知ったのよ。」
「なるほど……」
「ええっ!?プリネ姫が……!?」
「プライバシーの侵害です…………」
「ま、まあまあ。」
サラの答えを聞いたエオリアは納得した様子で頷き、エリィは驚き、ティオはジト目で呟き、ノエルは苦笑しながらティオを諌めていた。
「ま、互いの自己紹介とかは現地に着いてからにしましょう。――――それで、今目の前にある”大樹”に突入するのね?」
「はい。……わざわざエレボニアから来て頂きありがとうございます。」
サラの言葉にロイドは頷いて答え
「あ〜、別に気にしなくていいわよ。むしろウチの学生達の希望で今回の件に関わらせてもらったようなものだし。それじゃ、現地で会いましょう。」
ロイドの様子を見たサラは苦笑しながら答えた後画面端末から姿を消した。
「それにしてもまさかこんな所でサラさんと会う事になるなんて予想外よ……」
画面端末からサラが消えるとエオリアは驚きの表情で呟き
「エオリアさんの知り合いという事は……もしかして遊撃士の方ですか?」
エオリアの言葉を聞いたリタは尋ねた。
「ええ。―――――”紫電のバレスタイン”って異名で呼ばれていてね……エレボニア帝国に在籍していた遊撃士ではトップクラスの実力を持つ元A級正遊撃士よ。」
「A級正遊撃士……!」
「しかもエレボニア帝国ではトップクラスの実力持ちですか……」
「おおっ!美人で強いって最高ッスね!」
エオリアの話を聞いたロイドとティオは驚き、ランディは嬉しそうな表情をし
「ですが、”元”って言いましたよね?それってどういう意味ですか?」
ある事が気になったエリィは不思議そうな表情で尋ね
「……―――2年前のギルド襲撃事件後、それを弱みに付け込んだエレボニア帝国の情報局の策略によって数多くの支部が撤退せざるをえなくなってね……その際数多くの遊撃士達も遊撃士を辞める事になってしまって……サラさんもその時に辞めたみたいよ。……まさか士官学院の教官に就任していたのは驚いたけど。」
エオリアは静かな表情で答えた。
「経緯はどうあれ……A級正遊撃士クラスが増えるなんて心強いですね。」
「ああ。」
そしてリーシャの言葉にロイドは頷いた………………
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